迷走二次元回廊OTHER SIDE
獣の烙印について
...ましゃみ

 

 

年を経て思うこと - 2002年10月25日(金)

久しぶりに「EXIT」が出た。藤田貴美サンの漫画。
また雑誌を変わったらしい。
どこへ行ってもいいから続けてね。追いかけつづけるわアタイ。

この連載が始まった頃アタシはバンドをやってなかったんだよね。
カラオケすら行った事なかった(笑)
だから純粋にオーディエンスとして読んでた。
「ぼんかわないくん(<もちろんクール眼鏡キャラ(笑))かっこいー」みたいな気持ちで。

そのうち歌うようになって、バンドやるようになって、いろんな人と組んだりしてみたりして、アマチュアなりに「歌う」ってこととか「見せる」ってこととか悩んだりして。

そういう経験を経てからこの漫画を読み返してみるとなんか深い。
リアルではないんだけど、どこか現実感が匂わせられているというか、主人公達がなかなか売れなかったりする辺りがまたなんとなくイイというか
「現実ってこういうもどかしさがあるもんだよね」と思わせてくれる感じ。
まぁ、ご都合主義な虚構性も多分にありますがね。

藤田貴美という人は、プロフィールとか見るにバンド経験とかなさげなんだけど
やったことあるのかなぁ…とかも思わせてくれる感じ。
または、すごーく愛してるバンドがいて、その人たちがモデル?みたいな。
前者ならともかく、後者だとしたら、すげーなぁと思う。

どっかで読んだ話で「人は誰でもベストセラーが書ける」っつーのがあって、要は「自伝を書けばベストセラーになる。人生はそれだけすばらしい」って感じのことだったんだけど…つまりバンド経験があって描画力があれば、面白いものが描ける可能性は高いってことで…
しかし、創造力だけで、実経験に匹敵するストーリーが生み出せるとしたら…それはスゴイ。
最新巻で1巻の頃のエピソードなんか持ち出されたんで一気に読み返して感慨深くなった夜でした。

こんな風に年を経て読み返すと違う感想を持つことって多いよね。
ひさしぶりにガンダムみたら
あんなにカッコエエ、カッコエエと憧れたシャア様が滑稽に見えてたまらんかったとか
ブライトの苦悩にシンクロしちまって思わずシャア様よりブライトに心惹かれてしまったとか(笑)


テニプリのオフィシャルページでの予告に
「青酢」大特集!CD発売情報や「WHITE LINE」の歌詞完全公開などファン必見の内容!そしてスペシャル情報がもう一つ!多くは言わない。菊が動いた!
ってあったけど…つまり
「青酢」はMAXで菊丸は安室奈美恵って売りですか!?
(↑本編のことはどうでもよくなってる<だって来週から手塚、脇役位置だもん<そりゃーリョーマが主人公だからね<そうすると手塚の負けはストーリー的に効いて来るんだよな<でもヤだったんだもん<手塚本人は「終わったことだ」とか思ってるだろうがオイラは納得してないもん<だいたいさぁ…(以下略))


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