きまぐれ日誌
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もしも、じゅんこが年齢と性別を偽って(おい)ハガキ職人と化し ゆずの沖縄冬至ライブネタをラジオに送りつけた場合…
「今月のゆず誌には冬至の日ライブ情報が載っているらしい。 心躍らせながらページをめくった俺は 余りの驚愕に思わずゆず誌を取り落とした。
…沖縄県に内定!?
なんだって沖縄?? 北川のヤロウ、沖縄ライブで “ちんすこう”のあのサクサク感にでもハマってしまったのか!?
でも、俺はこう見えても生粋のゆずっこである。 地の果てまでもゆずを追いかける覚悟で 那覇行きの飛行機のチケットを手に入れた。
…まさか日本最南端の与那国島でライブをするとは誤算だった。
北川のヤロウ、Dr.コ○ーのドラマにでも密かにハマっていたのか!?
高速船に揺られ、船酔い続出のゆずっこの前に現れた北川は 開口一番こう言った。
「めんそーれ、沖縄!!元気ですか〜!?」
そして、やたら「ちん」にアクセントをつけた発音で「ちんすこう」を10連発。
シーンと静まり返る客席を余所に ステージ上で1人バカウケして笑い転げている岩沢厚治。
おかしい。完全に2人の世界だ。 …あいつら密やかにできているのか!?
ついに始まったライブの1曲目はBOOMの“島唄” よく見ると岩沢の持っているギターは三線型だった。
「前から思ってたんだけど、ここって何となく横浜に似てるよね」
…確かに海の近くだという事は認める。 その後、沖縄民謡を続けさまに10曲熱唱。
「楽しい時間が過ぎるのは早いもので、次の曲が最後になります!」
今度こそ、今度こそゆずの曲をやってくれるに違いない。 みんなの祈るような期待を前に始まったその曲は 尾崎紀世彦の“また逢う日まで”だった。
「また、来年もここで会おう! 良いお年を! …メリークリスマス!」
爽やかな笑みを残し、ゆずはマリンブルーに煌くの海の中へと消えていった。
北川派。」
…スミマセン、スミマセン。 もうすぐ三十路の女のくせに、こんなしょーもない事ばっかり考えてしまって;;
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