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■ あるひ。
体中がやけるように痛くて。 からだがだるくて。 とにかく何もしたくなかった。 私はただ横になって一人息を吐いていた。
病気はどうしても孤独を感じさせてしまう。
うとうととして。 ふと布団だけじゃない暖かさが増えたことを感じる。
ふわり、とした独特の重さと。 におい。
心配した顔が私を覗き込む。
ごめんね。 と小さくつぶやく。 その瞬間深い眠りについてしまった。
起きたときには温かいうどんができていた。
私はこんなしあわせでいいのだろうか。
暖かい部屋は。 きっとあなたが作ってくれているんだね。
2004年02月28日(土)
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