薔薇抄 *Rose Show*
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2011年08月25日(木) だいすき 〜 あん時言ったろ

おかえりなさい岡村ちゃん!

こんなに早く会えるだなんて思ってもみなかったから焦るぜ実際。
しかもなんの期待もしてなかったのに痩せた状態でカムバックだなんて!
アルバムジャケット、男前すぎて木村さんかと思ったよ←ほんのお世辞。
だけどスペシャの特番観たら、微妙にリバウンドっていうか何ほらちょっとご立派になられて。
でもいくらなんでも後二週間であんなに(あんなに)太る訳はないから、伝説の「あのおしゃれな岡村ちゃんがモッズコートでライブに登場」事件再びは免れらそうですね。いや観たかったけどね、機敏なでぶダンサー。

でさ。
狂喜乱舞の秀作ですね。
エチケット。

エチケット って単語、思い付く?
ある?自分の中に。その語彙。概念。
何この歪みなき岡村ちゃんボキャブラリー。
帰ってきてもまだ思春期とか言ってくれてる訳。
なんて素敵なの!夢みたいな人ね。

エチケット なんて言葉をアルバムタイトルに設えられるに相応しい恥じらいを知った男性の美学にときめきます。

そして甦った名曲の数々にも。

しかし驚き感動するべきは、昔の曲がまったく古くないという事実。
なんなのこの事態。
それはもちろん時代単語満載ですよ?ファミコン、ビデオ、ディスコ。でも、大事なことはそんなんじゃない。
なんだろう、音。音色?が、何にも古い音入ってない。なんでなんだろう。
今回リニュアルされてない昔の楽曲が、新バージョンと並んでも違和感がない。
それは成長してないとかいうことでは全くなくて、ニュウの天才っぷりは感嘆に尽きるのだけれど、え、わかりますよね。
君が好きだと実感させて。

センスってね。
すごいものなんだよね。
センスがある、センスがいい、センス抜群。ていうことは、本当にすごい才能なんだよね。
だって、生半可なセンスじゃない。
それこそずば抜けている。
それを有している人というのはもちろんそうそう居る訳はなくて、そしてそういうセンスのある人は、何をさせても、どの分野でも抜群なんでしょう。
裕に二十年(二十年)経っても古さを感じさせないメロディを古さを感じさせない音色で奏で、古さを感じさせない言葉を乗せて古さを感じさせない声で歌うこの人が、センスの悪い服を着る訳なく、センスの悪い人を好きになる訳がなく、センスの悪い食事をする訳がない。
なんかそういう人を知ってるってことは、とてもありがたいことですね。
その片鱗に触れられるということ。恩恵。
才能ってこういうものなんですね。
良かった岡村ちゃんが帰って来てくれて。
居て、くれて。


こないだのスペシャ特番でお召しのお洋服たちが私服だったらどうしよう!素敵すぎる。
着ていたものそのものより、場を読んだチョイス。
おしゃれってこういうことですよね。
場にそぐうものをただしく選び出す能力と経験値と知識に長け、そのチョイスが見る人をまでも良い気分にする。
彼の音楽もそういうものなんでしょう。
例え彼にスタイリストがいたって構うもんか。いや居るけどねそりゃ。でもなんかー だからつまり 大事なことはそんなんじゃない。と言っているのです。

そしてなんと二十年以上も念願だったライブにも行っちゃうんだからっ。やったー
おしゃれして行きたい〜 コーストだけど〜

まさかこんな日が来るなんて。しかも思い出の曲ばかり。
つまり二枚同時発売のニュウアルバムは、専門用語で言うところの 殺シノ調べ であり、説明を加えるならば、過去へのエピローグ未来へのプロローグって訳です。
博識な皆様には、ただでさえ楽しみなライブが俄然楽しみであることを想像するだに難くないことでしょう。

やー… うれしいね。良かったね。

ていうかぶーしゃかしゃかじゃないよ!ぶーしゃからかだよ!
だし、え、岡村ちゃんまだあのなんかでききってないヴォーギングやってくれるかなあ。

わたしの岡村ちゃん好きは有名ですけど、ていうかなんでみんな聴かないの?聴いてるか。ならいいよ。


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