薔薇抄 *Rose Show*
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2005年03月01日(火) 僕の血と混ざり合い夜を駆けよう

素敵滅法BUCK-TICK。
あなたたちの才能が怖ひ。
美しく淫らで退廃的でギラギラしてて粘着質で刹那的で懐古的で卑猥で崇高で重厚で禍々しく煌めいている闇。
そしてまた圧倒的で絶対的存在感。君臨。
うっとりとはこのために生まれた言葉に違いない。
果たして残り15曲、耐えられるのかわたしよ。
しあわせだわ。

そして何がしあわせってあーた。
いいいいい今井さんが今井さんが今井さんが、あっちゃんに積極的アプローチを!!!!!
今井さんがあっちゃんのことこんなに考えてていいの?!
どーしよう素敵しあわせ!!!!
あっちゃんの好きな人があっちゃんのことを好きだということが、とても嬉しいのですが、それがまた
天下の今井さんだなんて!nejiくんが小首を傾げる程喜びますよわたしは。
今井さん、また勝手な。「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」なワケですね。ジャイアンですか。
大賛成です(笑)。
各々のソロ活動を経てバクチク復活!とか言われてるときに、「俺がプロデュースしてバクチクでやった方が
あっちゃんのソロ格好良いよ絶対!!!」ってその勢いはどーしたことか。
元はと言えばアナタがLucyやるって言い出したのが始まりなのに、あっちゃんなんてサミシクテ結婚まで
しちゃったのに(妄想だよ)、そこで嫉妬するのって全くどんだけかわいいんですかあなたというお方は!!!!!!
でも、あれなんだよね。離れて解るってやつで。客観的に観てみたら、今井さんから観ても、あっちゃんの
格好良さとか存在感とか唯一無二さとかって、ものすごいものだったんだよきっと。
そういう絶対的ヴォーカリストが居るっていうことは、紛れも無いBUCK-TICKの特色であり強味でもある
から、今井さんがBUCK-TICKを結成するときに思い描いていた、「カッコいいヴォーカルがいて、自分は
二番手で」っていうのをまさに現実化してる訳でもあり、そのバンドをまた継続・発展させて行くに当たっての仕切り直しとしては、プロデュースして行く立場としては、櫻井敦司が水を得られる舞台を用意してあげようと思うのは、そう不自然なことじゃないと思う。
なんせ、その(至極勝手な)今井さんのコンセプトに、毎度とは言え「あいよ!」とばかりに応える
ヒデがユータがアニイが、そして「おとといの取材で知りました(にっこり)」「今回はこの辺(耳の辺りを指して)で聞きました(にっこり)」と語る櫻井敦司が、涙が出る程BUCK-TICKじゃあありませんか!
この完全なる信頼関係。そうそうそう、これを待ってたのよ。

ファッション的なゴシックは当然大好きで、悪の華にもTABOOにもそりゃあ熱狂したものでしたが、
別に見せ掛けだけでも今だけでも紛いものでもポーズでもなんでもいいじゃんと思うのが本音であります。
上っ面だけの言葉並べて、と、当時「デカダン」と言われた自分達の楽曲や詩を振り返って櫻井さんが表現
したことがありましたが、全然それでも良いのよ。プライヴェートで苦しいことがあって、どうにもならない想いを抱えて、身を切るように歌詞に紡いで絞り出すように歌ってたあの人の事を思うと、それっぽい事
歌ってるだけですって笑ってくれた方が、どんだけ気が楽かしれない。
ショーはショーとして楽しめる方が、歌詞は歌詞として聞き流せる方が、全然楽だから。
それでも全然他が真似出来ないような存分な世界を展開してくれるに違いないから。
大船に乗ったつもりで、指折り数えて、ダイエットしながら(笑)楽しみに楽しみに待とう。
あと、たった一ヶ月だから。


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