薔薇抄 *Rose Show*
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2003年01月12日(日) 残骸GIRL

みなさまごきげんよう。
すっかり正月ムードも消え去り、またしても肩凝りと腰痛の日々ですことね。
日記を書く度フリーズしまくった結果、今年初の書き込みが、こーんなに遅くなりました。
毎日覗いてくれている、一日当たり延べ20〜30名の皆様、大変申し訳ありませんでした。
最近本当にネット離れでねぇ。立ち上げても、COLと通販くらいしか見ないしねぇ…。
そしたらラジヲ聞き逃しました。ちっ。←バチ。
なので、ちょっと活性化していきたいと思っています。今はね。

さて、残骸ですよ残骸。
聴きまくってますか?我が家は10枚購入しました。2人ともファンだとこういう時便利。
チケット一枚しか当たらなかったらどうするんでしょうね。
…………どうするんだろう?
(笑)。
確率とかが全く解らなくて困ります。
そして、このシークレットライブ作戦がまんまと功を奏し、残骸売り切れ御免状態らしいじゃないですか!
どうしよう大ヒットしちゃったらー!!!って、喜ばしいことじゃん(笑)
つーか買ってるの元から熱烈なファンの人ばっかりですもんね?…そこに発展性はあるのか?
そして次回以降のシングルはどうなってしまうのか。

えー、曲についてですが。

残骸は、もう、以前からPVを見れていたんですが。
映像を伴わないと、また違う物なのねぇ。
音がダイレクト!(あ、音量上げ過ぎのせいですか?あ、そして当たり前ですか?)
PVを見た直後、PM氏に感想を聞かれて、「分類的にはね、新しい悪の華〜」とか言ってたんですけど、
こう…来たーーーーー!!!!!ってかんじよね。大好きです。
触れたかったBUCK-TICK。ほんとにね、ここ数年、いい流れよね。って偉そうかしら(笑)
歌詞もねぇ…。
これ、すごく前向きな、決意表明の歌だと思う。…のって、欲目?(笑)
そう、夢じゃないのよ。明日が来ることは。現実。
明日が来ることを夢を見てるだけじゃなくて、戯れ言を終わりにして、絶望の中から、行くんだ。
「行き(生き/逝き)『たい』」だったのが、もう、「行(生/逝)『く』」になったんだね、あっちゃん。
雨に撃たれ。
…残骸、かっこいいぜ。(笑)
愛すったら、愛す!深く、もっと深くね。わかった、まかせとけ。

それから、GIRL。
わたし、女の子(え?)に生まれて良かったぁって思いました(笑)
そしてわたしは、恋をしています。
だって、このせつなさは、ときめきは、きらめきは、恋でしょう!?違うの??(笑)
いい予感、するよ。とてもね。
ちょっとあの…「すみれseptmber love」を思い出したりはしたけども(笑)(一風堂の方よ!!!?)
まあ、夏の終わりつながりってことでひとつ。
これも、出発の歌だね。
もう、歩き出した。
世界は輝いていると、今井さん自身が信じたいんだろうなぁって思った。

それでね、思い出したんだよ。
あんまり今井さんが、「世界は輝いてるんだってば!!」っていうからさ(笑)
「今井さん、死ぬのがすごーく怖い人だったじゃん昔から」ってことを。
デビュー間もない頃のインタビューでも確か、「死ぬことが怖いです。」ってはっきり言ってたよね?
「急所は?」っていう質問(ど−いう質問なんだよ)の答えが、「のど、心臓」だったり(笑)
ノストラダムスの大予言に怯えたり(笑)
だから、今井さんなりに(笑)、今の世相を憂いているんだわ、と。
悪いこと、つらいこと、苦しいこと、悲しいこと、すごくすごくたくさんあるけど、
忘れてしまいたくなるようなこと 世界が崩れそうな そんなことばかりじゃないはずだろう
そう思いたいじゃん。ねえ?
たとえ願いや祈りだとしても たとえ夢物語でもいい 君にはとても似合うはず
似合うよ今井さん!!みたいなね?(笑)みたいなみたいな。
今井さんを見てると、とてもいい予感がするからね(笑)
あっ!!今井さん、GIRL!?今井さんがGIRL!??もしかして!!?←馬鹿。
うそうそ、今井さんはちゃんと男の人です。(だからわかってるって)BOYですが。
ていうか神です。

いきなり話飛ぶけどさ、STAY GOLDの歌詞でね(笑)、
「ダンスに見蕩れたやつは 飛ぶことができるはずがなくて」
「ダンスをからかうやつは 飛ぶことを忘れているはずで」っていうやつ。
これ、ダンスをからかうやつは、飛べるのに、飛ぶことを忘れてるんだよね?
ダンスに見蕩れて、自分で何もしないうちから人を羨んでしまった人は、既に敗北を認めてるんだよね。
だから飛べない。
ダンスなんて、そんなの見蕩れる程のことじゃないよって、からかえる人は、当然自分も踊れるのを知ってるからで、自分の可能性を信じてる人は、忘れてるだけで、きっと飛べちゃうんだよね。 
今井さんの言ってることは、昔から何も変わらないのね。
かわいいのに頼もしい。素敵すぎる。

でも、面白いよね。
歩き出す、その方法。
今の自分を落とし込んで蔑んでもうこれ以上ない程責め立てて、絶望を確認しないと踏み出せない。
這い上がるようにしか、その場所から動けない。
っていう人と。
大丈夫だよ。そんな酷いもんじゃないよ。だって、忘れちゃうこともあるけど、世界は輝いてるんだから、って、空を見上げちゃう人と。

でもね、…また「極東〜」の話ししていい?(笑)
やっぱり、2001年、NYでああいうことがあって、ものすごい衝撃だったわけじゃん。
なんだよそれ、っていう。本当に…、あれ、なんて言うんだろうね?怒り?悲しみ?
なんなんだよそれってさあって、わたしは思ったんだよね。どーしろっちゅーんだよ?って。
そこでね(もちろんあの歌はそればっかりのことじゃないんだろうけど)、
なんにもできないけど、俺にできることは、愛を込めて歌うだけだよって言った、櫻井敦司。
いっそ、潔いじゃん!!
そして、残骸なわけですよ。
絶望だけなんだけど、それが現実だったら、受け入れるんだよ。
戯れ言はお終いにしたんだから。
潔いじゃん!!(笑)

でね、GIRLは2001年の夏の終わりに形になってたんだよね?
事件のあとだったか前だったかはわからないけど、でも、この歌詞にもその影響は見えるじゃん。
そこで、大丈夫だよ、わかるだろう叶うはず 祝福だ、と、いきなりの勝利宣言をし(笑)、
「甘い香りが奇跡を起こす」と、いい予感を漂わせる。
大丈夫大丈夫、そんなに悪いことばっかり続くもんじゃないって!って、かなりフットワーク軽く
楽観的なまでに(笑)。

時期を同じくして、アプローチの全く違う詩を書いたのね。
でも、ふたりが同じ方向を向いてるのはわかってる。
こんなふたりが同じバンドにいるなんてさ。
この世に奇跡があるとするなら、それはBUCK-TICKだわ(笑)

そうそう。
えーと、音楽と人、買ったはいいけど読んでないんですよ。
写真を眺めて大喜びをし、大笑いをし(笑)、徒に指紋をつける日々が続いてはいますが。
なんかねぇ…もったいなくて。いや、文章って、すごーく先入観に結びつくから。わたしの場合。
アルバムを聴く前に、今度のはこういうかんじらしいって解っちゃうの、なんかもったいない。
噂話の程度ならOKだし、曲タイトルだけなら逆に想像力掻き立てられてドキドキするけど、
インタビューはねぇ…しかも、インタビュアーの思い入れが強そうな場合は特にねぇ。ねえ?金光さん(笑)
だから、このまま我慢できるなら、アルバム聴くまでインタビューとっとこうかなって。
そのかわり、曲を聴いて自分が感じたことを、大事にしたいなぁって、最近思う次第でございます。

とか言ってたんだけど、この日記を書く前に、今書いたようなことをneji君に語りに語りまくってたら、
neji君が「あんた本当に音楽と人読んでないの?今井さんもあっちゃんも、今言ったようなこと言ってたよ?」って言われたー!!
あっちゃんはまあいいとして(笑)、今井さんも?!!わたし、今井さんとも似たようなこと言ってる??
いやーんvvわたし、ちょっと自分のこと好きになっちゃうわー!!!(笑)



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