早くも書くペース落ちて来てますね（笑）

えーと。
愛情の話をします。唐突ですが（笑）

こないだ、…結構前だな。ある人に聞かれました。
「自分にとって、親友だと思ってた人がいるとするでしょ。親友って言うか、一番好きな人。
　恋愛対象じゃなくてね。
　でも、その人よりも更に色んな面で魅力的な人が現れたとするじゃん？
　もう、色んな面で、前から好きだった人より優れてんの。勝ってるの。ね？
　その場合って、自分の中で、その２人の位置付けってどうなる？
　一番だと思ってた人の順位が二番になったりする？」
同席してた後輩（男性）は、
「順位…入れ代わる…と思います…」
と、考えながらも答えたのね。
わたしも考えてたんだけど、どう？って振られて出て来た言葉が、
「…別枠が出現して、その、後から現れた人の場所が増える」
でした。
まだ、具体的に考えがまとまってたわけじゃなくて、どう？って振られたことに
誘発されるようにして出て来た答えだったんだけど、すごく自分でしっくり来て。
そうそう、わたしってそうだわ、と思えたのよね。

愛情は増える。
それは、わたしが１０代の時からの持論。

新しく知り合った人がすごく魅力的で、興味があったら、当然その人をもっと
知りたくなる。近付きたくなる。
もしかしたら、知る程にもっともっと好きになれる人かもしれないし、
もしかしたら、逆にがっかりしちゃうこともあるかもしれないんだけれど。
そういう、期待と不安を抱えながら。
相手が自分を受け入れてくれるかどうかわからないっていう、不安もあるしね。
恋愛の駆け引きとは違うけど、手探りしながら、お互いの許容範囲を確かめあう。
「ああ、この人とは仲良くなりたい、仲良くなれそう」と思ったら、それは大切に、
慎重に、暖め合いながら築いて行く関係。
だから、新しく興味を抱く人物が出現することによって、今まで一番親しくしてた人に
費やす手間や時間は減ってしまうかもしれない。
でもね、だからってそれは、順位が入れ代わってしまうことにはならないと思う。

だってね、別に、今まで一番だった人のことを、嫌いになる訳じゃないんだから。
全然、少しも、嫌いになった訳じゃない。
新たに出現した魅力的な人が、今までの人生で出会ったことがない程素敵な人だったとしても、
前から知り合いだった、自分の中で一番好きな人は、わたしの中にそのまま存在するんだもん。
その人を好きなこと自体は、何も変わらない。
だから、前から一番好きだった人の位置は何も変わらないで、新たに出現した魅力的な人の居場所が
新しく、わたしの中で増えるだけ。宝物が、増えるだけ。
好きな人が増えるのって、すごくしあわせなことだと、わたしは思ってるから。

そしてね、その、好きな人それぞれ、ひとりずつに、パーソナルなつきあいが出来たらいいなと思う。
それはこう、相手によって自分のスタイルを変えるって言う意味じゃなくて、…そんな器用なこと
できないしね（笑）…相手に向かう、その時その時を、真剣に接するっていうこと。
誠意を持って接するということ。
自分基準はどうしても抜け出せないから、結局は自己満足に始終するんだけど、それでも。
その瞬間、わたしなりに真剣にその人のことを考えて行動するなら、例えそれが受け入れてもらえ
なかったとしても、それもきっと、新しい関係性の始まりになるから。
そうやって、好きな人ひとりひとりを大切にして行きたい。
全員にオリジナルなやり方でね。
そして、相手によって自分が揺らがないために、わたしは自分で立っていなくちゃならない。
だから、やさしく、強くなりたいんだ。

わたしに「一番好きだった人よりも、魅力的な人が現れたらどうする？」という質問を投げかけた
本人は、「先着順」だって言ったのよねぇ。「時間を積み重ねた重みが勝るから」って。

その後この話は酒宴の席での話題らしく、「結婚したら配偶者と別の人を好きになっちゃ
いけないの？」っていうところに発展して行くんですが（笑）
因に、「結婚してから配偶者より好きになれる人と巡り合える可能性がないとも限らないから、
いけないとかいけなくないとか言う問題ではない」という結論で三者同意致しました。
そこでわたしの持論の「愛は増えるものなんだから」を引用すると、かなり身勝手で浮気な印象を
与えるので良くない、という指摘を頂きましたのも、今となっては思い出です。

えーと。あのね。ちょっと寄り道しましたけど。
わたしに好かれてる自覚のある方々、いらっしゃると思いますが（笑）。
なので、あなただけの場所っていうのがあるのよ、わたしの中には。
だからね、忘れちゃっててもいいの。わたしのこと。
わたしも、あなた以外の他の人のことに夢中になっちゃうこともあると思うから。
でも、あるんだよ。あなたの場所が。
わたしが最初にあなたのここが好きvv最高！！って思った、あなたの魅力が失われない限り、
わたしはきっと、あなたのことが、しつこくずーっと大好きです。

だから、元気でいてね。
どうかどうか、しあわせでいてね。

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