すずの日記        

すず                       




 予知?する

いつだったか、友達に言った。
「すべてが自分の思い通りに行かずに まったく逆になる」
友達は笑った。考えすぎだと…
次第に、自分が望むことと逆のことを思うようになった。
そのうち疲れてやめたけど。
どーでもよくなったから。

そんなことを思い出したのは、雑貨屋さんに行ったから。

床に幼稚園児らしき 男の子と女の子が寝転がっていた。
楽しそうに遊んでた。
彼らの母親らは、少し離れたところで雑談。

あたしは、それを見て思った。
この子達 やっちゃうなっ って… 
そしたら ホントにタイミングよく、 

「ガシャン」

子供はベソをかいた。
母親はとんできた。
笑いながら『大丈夫よ、壊れてないわ』

ガラスの小さなティーポットの先が割れてとれている。

『…大丈夫、壊れてないから…』
「で、でもぉーほらー」
子供はワンワンワンワン泣いていた。

あたしは、何を買うつもりだったのか忘れたので、店を出た。





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(文字変わりますが たいした事じゃないよ。あしからず)











2003年03月11日(火)
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