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■ 予知?する
いつだったか、友達に言った。 「すべてが自分の思い通りに行かずに まったく逆になる」 友達は笑った。考えすぎだと… 次第に、自分が望むことと逆のことを思うようになった。 そのうち疲れてやめたけど。 どーでもよくなったから。
そんなことを思い出したのは、雑貨屋さんに行ったから。
床に幼稚園児らしき 男の子と女の子が寝転がっていた。 楽しそうに遊んでた。 彼らの母親らは、少し離れたところで雑談。
あたしは、それを見て思った。 この子達 やっちゃうなっ って… そしたら ホントにタイミングよく、
「ガシャン」
子供はベソをかいた。 母親はとんできた。 笑いながら『大丈夫よ、壊れてないわ』
ガラスの小さなティーポットの先が割れてとれている。
『…大丈夫、壊れてないから…』 「で、でもぉーほらー」 子供はワンワンワンワン泣いていた。
あたしは、何を買うつもりだったのか忘れたので、店を出た。
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