誤解などしていないよ。書き方が悪かったね。嫌うよりももっと、貴女は私への執着を絶ったのだと、少なくとも絶とうとしているのだと、分かっているんだ。大好きも、大嫌いもなく、無表情に、無関心に。 泣きながら、貴女への言い訳を考えた。泣きながら、貴女に縋ろうとした。貴女の冷やかな視線が私を見つめる。さようならと貴女が言う。