何だか酷く疲れている。他人と話したくて堪らない。まるで幼い頃に戻ったように、酷く自分が頼りない。 身体の疲労と精神の弱さ。それが重圧を受け入れられずに悲鳴を上げる。どうしてなんだろう。実家に居たときの平穏は現在何処にも無い。 例えようも無く不安なのは、自分の不安定さ故。己が脆さ故に、身を震わせている情けなさ。 大それた望みなど無い。ただ確固たる己が欲しい。