高校卒業して1年間は都内で新聞配達をして学費と生活費を賄い
予備校生をしていました
新聞奨学生という制度で、
主要新聞社の多くが実施しているものです(少なくともその当時は)
田舎育ちの私は都内の生活に小学生の頃から憧れていて
「東京の予備校に通える!」と安易に飛びこんじゃいました
イヤ〜ホント、洒落になりません!
私が所属したの杉並区高円寺の専売所だったのですが、
なまじマンションが多いので、
一日に登る階段数がなんと約2,000段
元々高校時代に空手をやって身体を鍛えていた体力自慢だったのですが、
さすがにこの階段数はきつかったです!
高校を卒業した3月末には上京して仕事に就いたのですが、
4月の中旬には逃げ出したくて仕方ありませんでした。
夜は10時頃に寝て、朝2時半起き(結構寝坊してましたが)
配達件数は朝刊で約300件
原付でなく自転車での配達で、
大体半分くらいを一度に乗せるのですが、
これが半端なく重いんですよ
例えば1部300グラムくらいと仮定すると、
300件の半分で150部、つまりは45キロ
ちょっとバランスを崩せば道端にお店開いちゃいます
そんな力仕事をしていたお陰で、
夏場に体脂肪を測ったら7%なんていうアスリート級の数値を叩き出しました
今でも、体力面でこの仕事以上の経験はしたことがないですねぇ
そんな環境でも何とか1年間の契約を満了出来たのは、
共に働く仲間達との共同生活があったからです
あれから約15年、今ではなかなか会えなくなりました
一人は宮城、また一人は茨城、私は東京
東京にはもう一人いてこの4人でつるんでいたのですが、
その一人が脱サラして農業をやるべく長野に越して行きました
宮城・茨城・東京・長野
全国津々浦々、また会いづらくなったものです
【ココで一句】
遠くても その頑張りが 耳届く
最近、体力面ではなく精神面で疲労を感じることが多々ありますが、
あの頃の経験と比べればなんのその
良い苦労と仲間を持てたものです
さて、では会社のレポートを仕上げるべく、
今夜は徹夜といきますか!
…30代にやることじゃねーですけど
お粗末さまです
←
INDEX
→
|
|