2003年05月22日(木) ある日常の風景(新入生、口八丁)




う〜ん、良い天気ですね〜

こんな日は、海岸でボォーっとしていたいですわ



この後は、授業と部活

両方とも室内でグチャグチャと…



このままでは、もやしっ子になってしまうがね

オハヨウございます



















体育会系の部活で“先輩”ってヤツはオッカナイ存在です

空手道部などの格闘技系は特に

怒らせればボコられるし、抗おうが勝てないし

言い方を変えれば『力の支配』ですね



ウチの部、実はこういう傾向があまり無い

ってか、むしろ女子部員のワガママの方が実権を握っている

だから、女子部員にはあまり関わらない



だって、怖いもん



飲み会で幹事とかやるじゃないですか?

ええ、幹事と言ったら大変な仕事

そうでなくとも何十人と相手をしなければならないし、

飲み物を頼んだり、会計を済ませたり、飲み会を楽しんでいる余裕など無い



でも、やり方によっちゃあ、楽しめる

ってか、楽しむためには幹事の仕事と飲むタイミングを、

自分で調整するもんだわ



で、今回の新歓コンパ

3年生の女の子が幹事



アレよコレよとギャーギャー騒いで楽しんだ



で、終わってみれば、


「私、全然飲めなかったし、誰とも話も出来なかった」


「ちょっと幹事に頼りすぎじゃない?男達」


…俺達のせいっスか?

バカ言うでねぇ、幹事ってヤツが大変なのは当たり前だぁ

今まで、皆そうやって幹事したんだぁ、甘えるでねぇ



新歓なんだから、新入生以外は大変なんだよ

合コンじゃないんだからさ〜



それでも、俺達は『あ〜、ゴメンな〜』と…

『次は俺達が幹事するから〜』と…



女性はね、怒らせないのに限ります







と、まぁ、そんなサークルチックな体育会系部活なんですが、

それでも、ウチのそんな力関係に不慣れな新入部員達にとって、

上級生は怖いようで…



稽古の最後はいつも組手を行います

上級生下級生・男性女性入り乱れての殴り合い

おのずと、「この人とやるのはヤベ〜」って言うのができてくる



そうすっとですね、色々な事をしてくるんです、若者達は

とにかく、防御と逃げで乗り切ってみたり

逆にラッシュかけて、打ってこなくさせたり(まぁ、ムダだが)

中には、組手の時間になると怪我があると言って見学に回る者や、

「バイトがあるんで帰ります」などと帰ってしまうヤツもいる



まぁ、別にいいけどさぁ…



この間なんか、

俺、一年生と対峙

いざ、組手が始まろうという時、


「…ちょっと待って下さい、先輩!俺、心臓病なんです!」


『あ〜、そうなんだ〜、ヘェ〜』


「イヤ、ホントなんですよ!だからムネへ攻撃しないで!」


『お〜、分かったよ、じゃあその分、他を攻撃するぞ?』


「イヤ、ちょっと待って下さい!実は俺、骨粗鬆症なんです!

 だからあまり強く打たれると、骨が…」


『ヘェ〜、大変だね〜、その若さで

 でも、さっき一年生同士との組手でボコボコやっていたじゃん?』


「イヤ!あれは実は寸止めだったんですよ!

 見えなかったかもしれないっスけど」


『フ〜ン、俺じゃあ、寸止めかどうかも判断できないってか?』


「イヤ!!それは、きっと先輩が俺達に興味が無く、あまり見て…」


『いいから、早くかまえろ』



…アイツはそんな嘘がホントに通じると思っていたのだろうか?



ココで一句



口先も 生きる上では 常套手段



ただ、下手に使うと返ってやられます



そんなねぇ、新入生相手に本気でやったりしませんよ

基本的に手を出さない方針でやっています



…今期までは、ね



御粗末です

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