2003年01月23日(木) 画龍点睛




先日19日に、ウチの部員達が試合に参加してきました

…俺?俺は例の指の怪我の為、断念です…、無念です

ハイ、未だもって、右親指曲がりません、拳を握りきれないんです



まぁ、それは仕方が無い、治るまで安静第一!



で、その試合の模様を収録したビデオが、今日、ウチに届きました

届きました…?イヤ、持って来てくれたんです、後輩が



もう、見るからに痛々しい試合模様が

へたっぴなカメラワークで撮られてる…



「K−1みたいな感じ?」



イヤイヤ、あんな行儀のいいもんじゃありません

まさに“ガチンコ”という言葉が似合うような…

相手が倒れるか自分が倒れるか…、ガード無しの殴り合い蹴り合いですわ

ケンカです、それ以上の修飾語は無いでしょう



結果はねぇ、もう既に報告を受けてます

ウチの四年生が準優勝、元主将君一回戦敗退(ここまでが重量級)

後輩三人のうち、新主将がベスト8、他は二回戦敗退(ここが軽量級)

あと…一人、以前日記に紹介した通称“ゴツ子”、一回戦負け(?)



イヤァ、敢闘敢闘!…新主将になった後輩、見事だね!






先程言った通り、K−1のような綺麗な戦いではないんですねぇ

ガチガチの殴り合い、蹴り合い…

正直、俺、納得できんわけですわ



試合勝敗を決めるものは、勿論“一本”“技アリ”等の判断による

でも、そんな綺麗に技が入る事なんて滅多に無い

10回に9回は判定です



納得できないのはココ!



判定の仕方が「押していたかどうか?」ですよ?

試合を優勢的に押していた、と言う意味ではないんですわ

文字通り「相手を押していたかどうか」なんです



こうね?後ろに下がると負け…



な〜んじゃそりゃ?



いつから空手は相撲になったんだって感じですよ

俺から言わせれば、「後ろに下がる」じゃなくて、

「受け流すために引いている」なんですけどねぇ、

…理解出来ません



結局試合に出なかった俺が文句言うのも何なんですけどね?



しっかし、なんか頭くるわー、あの判定の仕方

何で「押してりゃ勝ち」なんだよ?

有効打で判断しろよなぁ?

あんなの「空手の技術」如何じゃなくて「身体の耐久力」勝負じゃねーかよ



何のために毎日基礎稽古をやっていると思ってんだ?

足が上がらなくなるほどのミット打ちも、

拳が握れなくなるほどのサンドバック打ちも、

瞬間勝負の受け返しも、

全部、空手技術の向上の為だがね!



試合に勝ちたかったら延々と「押し稽古」でもしてろってか?

土俵の端から向こう端まで、相手をガーってか?



あ〜



あ〜



あ〜



あ〜



空手やりてぇ!!




勉強のために自主休部中だった俺



生活が「勉強型」に落ち着くまで、

空手等勉強に関係無いものは一切控えていた俺



体がウズウズしているのを我慢するのも自分の過ちからだと抑えていた俺



もう、我慢できないっちゃ♪



試合のビデオ見ていたら触発されちゃったよ〜

明日は後輩達の鍛え直し及び準優勝した先輩とガチッてこよ〜っと!



「怪我は良いのか?」



…なんですか、怪我って?私、知りません

↑こーんな事言ってっから、いつまで経っても治らないんスよ



と、いうワケで、1ヶ月間我慢した褒美という事で、明日は空手行ってこよ



ココで一句



繰り返し もう抜け出せんぜよ 空手人生



始めた当時、

まさかココまで空手の支配を受ける羽目になるとは思ってもみなかったよ

闘争本能は男性のサガってねぇ〜



…なんか、読み返すと、俺、かなり危なくない?



御粗末です



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