そーいや最近、あまり空手の事について書いてない
まぁ、ぶっちゃけ内輪話だしいいっかな〜って思っていたもので…
でも、一応空手家だ!という事で、今日は空手話
来年の1月中旬に試合に出る予定です
白蓮という団体のオープントーナメント
詳しくは分からないが、東京のなんとか体育館で開催だそうだ
ウチの部から出場する選手は全部で9名
男7名、女2名ですな
今回はかなり多め(コレでね?)
普段は出場しても2人3人程度です
特に女の子は殆どでない
…分からなくも無いけど、
やはりこういうのには積極的に出場して欲しいものです
狭い中での価値観をぶち壊す良い機会ですからね?
しょうみねぇ、女の子は「強くなりたい」っていう動機で
やってるわけではないみたいですからねぇ(当然か?)
「カッコイイ」とか「何となく」とか…
まあね?それももっともな話
ぶっちゃけ、いくら頑張ろうが“女は男に勝てない”世界だと思う
それは俺も痛感している
いくら経験を積んでいても、俺がボブ・サップに勝てるか?
勝てないよね〜
たとえ1年しか空手やっていなくても、
基礎体力でそれを上回る相手には勝てない…セチガライものです
まったくの素人、って言うならまだ話は別ですがねぇ
まぁ、たとえ、相手が空手歴20年でも
相手が女性である限りは負ける気はしないですね
特にウチの空手には、拳打による顔面への攻撃が無い
せめてそれさえ認めていれば、また結果は変わってくるだろうに…
顔面殴り放題の空手を果たして女性がやるかは疑問ですがね?
でもね?やっぱり空手のオモシロさってヤツは
強くなっていく過程にあるのだと、俺は思うのですよ
強くなることに限界なんてありません
ようは目標に向かっての努力と、それをやり続ける動機・断固たる信念
その動機が「カッコイイから」じゃねぇ?
強くはなれんて…
最近ではあまり聞かれないけど、
今の二年生たちが入部した頃、よく聞かれた事があります
「先輩は、何で空手をやっているんですか?」
あの頃は確か、
「いつの間にか生活の一部になっていた〜」
とか、何とか言った気がする
“やっている事が当然だ”と“ナゼ?なんて疑問に思った事すら無い”と
そういう意味合いで言ったんです、多分
でも、実は以前、何となく見失っていた時期がある
一心不乱に続けていたはずの空手
いつの間にか『やっていて当然』の空手が、
『ミスドに無様なところを見せられない』
『頑張っている、夢中になっている姿を見て欲しい』
と、そんな卑しくも幼い動機に変わっていた
でもそれはマイナスではなかったと思います
事実、そう思っていた夏の頃は尋常じゃないハードな稽古を
がむしゃらにこなす事が出来たから
でも、後期が始まってから、ミスドはあまり部活に来なくなった
あまり…と言うか、殆ど来なかった、の方が無難ですね
そうな状況下、俺の努力は空回りし続ける
段々とモチベーションも下がっていき、ふと我に返る
『何をやっているんだ?俺は』
『もっと他にやらなければならない事があるんじゃないか?』
その時になって『なぜ空手をやっているのか』に疑問を持つようになった
やる気がね?出ないんですよ
やっていてもムダ…、そんな事すら思ってしまう始末
『俺の中の空手って、こんなものだっけぇか?』
9〜10月は自問自答の日々
そ〜んな風に気を抜いているとやってしまう
俺、怪我をする
怪我自体はつき指だから大した事はないんですけど、
利き腕、しかも親指ですから、拳が握れない
つまるところ、まともに空手なんて出来なくなってしまったわけです
フルコン空手で利き腕の怪我なんて言ったら致命傷ですから
怪我のせいで毎日毎日ロードワークと筋トレ
他の出場メンバーが日に日に強くなっていく様を傍観する日々
体が、疼くんですよ
稽古を、空手をやりたいと心底思うんです
で、無理してやって、怪我を更に悪化させての繰り返し
でも、そうやって怪我を悪化させてまでやっている自分を見て思った
『空手をやる理由?そんなモノ、「やりたい」からに決まってるじゃん』
俺の動機はコレ
『やりたいからやっている』
単純でしょ?
でも、コレでいいんだと思います
何よりも、自分が欲している事が大事なんだと、気付きましたから
誰のためでもない
自分が欲するままに続け、高みを目指す
俺の空手の姿勢です
ここで一句
事を成す その所信は常に 欲するままに
実は、あの怪我、未だに治らず
バイトでお札を数える事すらままならず、かなり深刻
どーしてもねー、日常生活で使うものだから治りが悪いんですよ
特にかなり慢性化しているもので…
ぶっちゃけ、来年の試合も治らなければ出場不可
勝てるかどうか以前に、試合にならないですから
最近、そんなこんなでまたモチべーがね…
だけど、まぁ、“欲するままに”やってみようと思います
御粗末です
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