2002年11月13日(水) 隣の幼なじみ




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冬っぽいのに変えてみました



悪友がね…『オリジナリティが無い!』なんて言うからさ…

じゃあ、変えてやるさと、勢い余って変えてみました



まっ、だからなんだってワケでもないんですけどね!







幼なじみ、います

それも結構な数



そりゃあそうさ、同じ所に19年間も住んでいたんだ

それも新興住宅地だったし、同世代がやたら沢山いたし



で、そのうちの一人、お隣のお姉さん

って言っても、一つしか違わない



世にも奇妙な事に、なんとお隣の奥さん、親父の中学の同級生

かと言って、住んでいる所がオヤジの地元という訳ではない

更に言えば、母親と職場一緒

これまた、別に示し合わせたわけではない



隣の親父さんとは何の繋がりは無いんだけどね



そんなワケで、小さい頃から何かあると、隣んちに厄介になっていた



ピアノのお稽古も同じ場所(ってか、隣の隣がピアノ教室)

算盤も習字も同じ場所

勿論、小学校・中学校も一緒、なので登校の班も一緒

ついでに言えば高校も目の前の女子高に通っていた

朝、たまに会った時には一緒に途中まで登校していた



まぁ、隣んちにはもう一人息子がおって

彼は俺の一個下

俺は“もう一人の姉”として、向こうは“もう一人の弟”として接していた







数多くいる幼なじみの中でナゼ彼女を取り上げたか…



カワイイんだわ!



普通ねぇ、幼なじみなんて対してかわいくないのが常道ですよ

ケッケッケッ、俺ってば運が良い!



彼女、絵に描いたような優等生

運動神経抜群・成績優秀、そして容姿端麗

…俺の周りにはこんなんばっかりかよ

オマケに動物好き

ペットを腐るほど飼っていた



小学生の時には良く遊んでいたけど、サスガに中学生にもなると…ね

遊ぶ事は無くなったが、よくケーキを作ってはウチに持ってきてくれた

それこそ週に1度は持ってくるほどよく作っていたな



高校の登校中もね、俺、すごくギリギリに出る人だった

それこそ遅刻と紙一重くらいに

で、彼女の行っていた女子高、ウチの高校より始業が5分遅い

マイペースな彼女もまた、出るのは遅い

それでよく一緒に通っていました

(会った時には俺は遅刻の覚悟をした)



家族同士でどこか出かけたりということは無かったが、

日常生活上では家族のように過ごしていた

そしてそれは彼女が大学入学まで続く



ともに過ごした17年間…



彼女、すごくかわいい、そして幼なじみ



互いに時間を共有しながら、そして同じように大人になっていく…

一人の男と、一人の女



弟…、そう思っていた人が、いつしか立派な男へと成長

姉…、そう思っていた人が、いつしか女性なんだと気づく



互いに意識しあう二人…

そして流れは自然に身を任せ…恋へ発展







なんて事にはならないってな!



大体、この頃の俺、年上の女性に興味無かったし

向こうにしてもそんな風には俺は映っていなかっただろう



そんなねぇ、漫画じゃあるまいし…

幼なじみが恋人同士なんてそうそうあるかい!



前述の通り、小さな頃から動物好きだった彼女

今では獣医の道をまっしぐら

将来はムツゴロウ王国に就職したいといっていた(それでいいのか?)



北海道の大草原で過ごす日々

毎日牛やら豚やらを世話しながら大学に通っているそうな



そんな彼女

以前、こんな事を言っていた…



『動物の糞の臭い、大好き!

 触るとね、スッゴク暖かいの〜』



…オカシイだろ?アンタ



近頃、会う度にアカ抜けるどころかアカらんでいくのは

俺と弟君二人の疑問になっている…



牛や豚もいいだろうが、人間の男も良いのよ?



ここで一句



美人さん 大草原に抱かれ 糞いじる



言及するまでも無いと思うが、彼女、変わり者です、ハイ

美人ですよ?ものすごく

実際、何度もコクられている所を目撃してるくらいモテるし



だけど、一度として魅力的だと思ったことは無い

彼女がどれだけ動物マニアだか知っているからねぇ…



小さい頃からそんなのに付き合わされていたお陰で

いつの間にか、隣んちの犬の散歩は俺の仕事となっていた



御粗末です

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