今日、卵からメールがありました
朝(って言うか昼)起きて、ぼぉーと
タバコを吸っていたら
チャララ〜ラン(卵着メロ)
(俺の心の声)「アレ?この着メロって・・・卵?」
卵からメールをよこすなんて何日振りだろうか・・・
なぜか心臓の音が激しくなっていく
意味不明に緊張しだす俺
たった50cm先に置いてあるケータイに
手を伸ばすことが出来ない
それはまるで合格発表を見る直前のような・・・
(俺の心の声)「え?何なんだ、この動悸は?
まさか、俺・・・遂に
真実の愛
に目覚めたのか?」
・・・前言撤回します
まっ、ワケの分からん緊張を振り解くように
タバコを皿に押し付けメールを見る
(卵メール)「今日、お母さんがやってくる・・・
ドッキドキねんけど・・・★」
何てこたぁない・・・前々から言っていた
卵ママ、当地へ来訪。の報告だった
たったコレだけのメール
が、しかし!卵からメールでテンションを急上昇させる俺
(俺はある意味、幸せ者かもね)
そんなテンションの中,今日はゼミの日
本日のディベートのテーマ
:プライバシーと知る権利の兼ね合い
憲法13条の基本概念はなにか?
教科書をこの日に手に入れた俺
まるで,今日の部分を読んでなんていない
でも、強気な俺!
授業開始
発表者のレジュメを見て疑問点を
箇条書きしていく俺
討論開始
たいてい、先頭切って意見を言い出すのは4年生
(俺の心の声)「フッ・・・まだまだ甘いよ、きみぃ」
そんな俺の隣に座っていた発表者
4年生からの疑問でシドロモドロ
(俺の心の声)「まぁ、ココは俺に任せておくんだな」
4年生の疑問に意見しつつ、疑問で応酬
やや、俺ペースになりつつある討論の場
(俺の心の声)「今日の俺は一味違うぜ、若者よ!
ヌッハッハッハッハッハッハッハッ!」
そんな中、4年生側に3年生2人が参戦
(俺の心の声)「オッ?やるかね、君達」
その2人、俺の疑問に対し意見する
俺的意見でそれを更に切り返す
討論の場、ほぼ俺の独壇場(性格最悪)
さっきまで通夜のような顔をしていた発表者、
息吹き返す
(俺の心の声)「フッ、良いだろう、見せ場をやるよ」
とにかく強気な俺
発表者、意見を言い続ける
強気な俺、今度は発表者の意見に疑問を投げかける
まただんだん顔色の悪くなっていく発表者・・・
(俺の心の声)「ギャッハッハッハッ! どうしたどうした?もう、終わりかい?きみぃ」
(性格極悪)
そんな中、ずっと黙っていた教授、意見
(教授)「でも、今の意見を考えると
さっき君が言った意見も疑問に思えるよね?」
しまった〜!
総勢(本日)9名+教授
現段階での意見者:俺、発表者、4年生2人、3年生2人
新たに3年生もう一人を加え、俺、
リンチ状態
それはまるで何かの格ゲーでハメられてるような・・・
あ?結果ぁ?
負けたよ、ケッ!
授業終了後、教授
(教授)「今日は刑訴法の内面にかなり
入り込めたんじゃないかな?
今後の卒論テーマに役立ててください」
(俺の捨て台詞)「・・・きれいにまとめやがったな、チクショー」
ハイハイ,分かってるよ、調子のりました
墓穴も掘ったよ
クッソ〜、次々回の俺の発表の時に仕返しだ!
テンション急降下な俺、帰宅
卵返信メール有り
俺、返信で今日のディベートの惨敗を告げる
(俺メール)「クッソ〜!今日、ゼミだったんだけど、
ディベートで散々な目に合った!
今に見ておれー!」
それに対する卵返信メール
(卵メール)「お母さんに会って一言めに、
あんた太ったぁ〜!やって★泣
痩せてやるぅー!」
ハァ〜・・・
結局、オチはコレなワケでね・・・
ココで一句
調子のり 矛盾に気付かぬ おマヌケさ
なぜココまで会話が成り立たないのだ?
え?何?フェードアウトするんじゃなかったのかって?
俺、ふんぎった後は早いけど、
ふんぎりつけるのはとことん遅いんです
御粗末でした
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