昨日のバイトで副長から
(副)「リョー,今日の帰り、寄り道していかない?」
と言われ、
(俺)「はっ?ラーメンでも食べに行くんスか?」
(副)「イヤ、違う。○×(卵)にビデオ、届けに行かない?」
最初俺は、
(俺の思考)「なんで大の男2人で、
看護婦寮までビデオ届けなあかんねん・・・」
と思っていた
(副)「○×が寝る前までに届けて欲しいんだわー」
(俺)「へ?ああ、一緒に行くんじゃなくて
俺に届けろということっスね?」
(俺の歓喜の叫び)もちろん行くさっ!
もうそっからはバイトが終わる事をただただ望むのみ!
だってよぉ、最近まともに話していないしさ
嬉しいもんは嬉しいんだもんよ!
しかし、そんな楽しい気分は
ある欲求によって儚く消されそうとなる・・・
バイト開始から約3時間後・・・
徹夜のぶり返しが襲来!
最近、以前の昼夜逆転生活が戻ってきちゃってて
なかなか1コマから行くのが困難な状況だったんさ
んで、昨日は体に鞭打って無理矢理徹夜した
その挙句、バイト中、立ったまま眠りそうになる始末
結果だけ言うと、まあ、コレは何とか切り抜けた
そんな俺に、第2の刺客
第5章のヤツ襲来!
また、いつものパターンですよ・・・
(ヤツ)「今日はこの余った(お店の)ティラミスを
リョーんちで食べたい気分だよね?」
(俺の怒りの咆哮)「テメェ、くんなよ・・・。
いいから彼氏と一緒に居ろ
俺は卵のトコに行きてぇんだよぉ」
(俺)「いや、全然。って言うか、眠い・・・」
(ヤツ)「いいよ、リョーは寝てて。私は勝手に上がってコーヒー
飲んでるから」
(俺)「寝みいの、俺は。静かに寝させてくれや」
(ヤツ)「・・・なんか最近、リョー、冷たくない?」
(俺の心の声)「今更何を言い出すんだ、コイツは・・・」
もう一悶着した後、ヤツはそのまま
逆ギレしていずこかへ・・・
とりあえず危機脱出
バイト終了
眠い目をこすりながら原付の元へ・・・
ヤツ、再来!
(俺の心の叫び)「なぜお前がそこいる? やばい・・・やばすぎる・・・
このパターンは間違い無く
帰りながらウチに上がりこむ作戦だ!」
実はヤツの家とウチは道路挟んだお向かいさん
どう言い訳しようが、帰る方向は一緒
とりあえず、帰る
そして俺の家の前にて・・・
(俺)「さ〜って、明日もハエェし部活あっからサクッと寝っぺ」
先手を打つ
(ヤツ)「ふ〜ん、リョー、大変だねー
じゃあ、起こしてあげるよ?」
後手、返し技
(俺)「いいよ、別に。それより
とりあえず寝るわー、じゃあな。」
(ヤツ)「ええ〜、じゃあ、このティラミスどーすんの?」
(俺)「俺、甘いのダメなんだわ(大嘘)、食ってええよ
じゃあな〜」
(ヤツ)「こんなに食べたら太るってーの。食べようって?」
(俺)「ワリ、臨界点突破なんだわ、また今度な?」
(ヤツ)「う〜ん・・・分かった〜、じゃあね」
(やや、フテくされて帰っていく)
俺、勝つ
時間を見るとPM11:20
(俺の心の声)「ヤベ、卵早寝だ。もう寝ちったかな?」
とりあえず、急ぐ俺
眠い目をこすりながら(ホント限界だった)
10分ほどで寮の前に・・・
俺、電話する
(卵)「リョーさん?・・・もう来たん?
ちょっと待って、すぐ行くー」
(俺の心の疑惑)「もう来た?何じゃそりゃ? 今日中じゃないんかい?」
5分ほど待たされる俺
(俺の心の葛藤)「さあ、どうする?外に誘い出すか?
しかし、マジで眠いぞ・・・」
卵、登場
(卵)「リョーさん,今日くるんやったんや?後でやと思ってた」
(俺)「アレ?副長に帰りに届けてくれって言われたぞ?」
(卵)「ホンマ?でも、ウチ、ビデオデッキ無いで,
今日じゃなくても平気やったんやけど・・・
寒かったでしょ?ありがとです」
そうだった・・・
デッキないんじゃん!
俺のこの苦労って一体?
(俺)「ああ・・・そうじゃん!何だったんだ、一体」
(卵)「リョーさん、ヘンやん。ゴメンなぁ?今、友達の部屋で
おしゃべりしてるんや。そろそろ行くね?」
(俺)「オッ、オオウ、じゃあそういう事で・・・」
神様、
俺、何か
悪い事しました?
卵が見送ってくれる中、原付で走り去る俺・・・
(俺の心の叫び)「ああ、コレがくたびれ損ってヤツなのね・・・」
ここで一句
頼み事 利益を得るのは 頼んだ本人のみ
悪い・・・、眠くてコレが限界
お粗末でした
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