まっとの日記...まっと

 

 

バックドラフター出動! - 2003年04月16日(水)

気温20℃を超えた今年一番の暑さの中、町のはずれで
山火事が発生。消防団員になってちょうど1年で、
初めての火災だ。たまたま久しぶりの休みで家にいた
僕は先輩団員と共に現場へ出動。

サイレンを轟かせながら赤信号を突っ切り、一般車両の
間をすり抜けるポンプ車(消防車)の中、初めての
経験に緊張は高まる。とりあえず手袋をはめて
ヘルメットでもかぶっておこうか。ん、あごひもが
長いな。どうやって調節するんだ?くそっ、うまく
できない。あっ、手袋をはずせばいいのか。と我ながら
テンパッてるな。

10分ほどで現場に到着。おお、煙が見える。
山の中なので近くに水がない。数百メートル道を
下った所にある用水路から、集まったポンプ車十数台を
ホースで繋ぎ火元に水を送る(中継送水)。うむ、
これは火災訓練でやってたやつだな。

ポンプの操作にまわった先輩の指示で、僕は火元に
向かう。
名前は忘れたが、水枕をでかくした物にピストン式の
水鉄砲が付いているようなやつを背負って消火作業開始。
といってもすでに火はほとんど消えていて、所々
くすぶっている程度。大きな火はポンプ車からの放水に
任せて、僕達手動放水隊は燃え残りをチェックして、
これ一家に一台欲しいな、と思いながらぴゅーぴゅーと
水をかけて回る。しっかり消さないと、すぐにまた
くすぶり始める。さすがにこの暑い中、水の入った袋を
背負って山の中を歩き回ると汗だくだ。
2袋分の水をかけたところでほぼ鎮火。ほっ。

ホースを片付けて現場を離れる頃には午後1時。
どうりで腹がへった。

幸い山火事の規模は大きくはなく、僕も大した事は
していないが、火事の恐ろしさと、消防団員としての
責任を実感した。
火事には本当に気をつけましょう。



...




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