まっとの日記...まっと

 

 

春はやっぱり… - 2003年03月13日(木)

犬小屋から半径10mほどの範囲を自由自在に走り回るように
なった小さな3兄弟だが、ついにお別れの時がやってきた。
おととい1匹、昨日1匹。以前から子犬が欲しいという人が
二人いたのだが、立て続けにもらわれて行ってしまった。

坂本家では誰もが、一番色の白くスマートなやつが先に
行っちゃうんだろうと思っていた。
しかし最初に里親のハートを射止めたのは、一番黒っぽく
丸々としたやつだった。確かにこいつは元気がよく、
顔もかわいい。ぬいぐるみのようだ。
そして昨日選ばれたのは、色と体型は中間。おっとり型。
いつも最後に犬小屋から出てくるのんびり屋。飼い主に
とっては飼いやすいタイプだろう。

2匹とも人懐っこく、車で連れて行かれる時も新しい飼い主に
愛嬌をふりまき、ダンボール箱の中でもおとなしくしていた。
我が子を連れて行かれるチャコも、状況を察知したのか、
または良く分からないけど和気あいあいとした雰囲気なので
心配する事はないと思ったのか、特に変わった様子はないが、
それがまた切なさを誘ってしまう。

最後に残ったのは意外にも白っぽいやつ。色はきれいだが
他の2匹と比べて体が細く、余った皮膚が顔に集まって
しまっているようでちょっとしまりのない顔をしている。
もっと成長したらこのタルミもなくなると思うんだけど…。

2匹がいなくなってからというもの、チャコも残った三男
(かどうかわからないが)も特に寂しそうにしている
様子もない。
遊び相手をなくした三男は当然のようにチャコをその
ターゲットに選ぶ。3兄弟の中で一番凶暴でもある子に
まとわり付かれ、母親チャコもさすがに迷惑そうだ。
僕達人間に助けを求めているように感じられる時もある。

今のところ最後の1匹の里親はまだ決まっていない。
誰かもらってくれる人はいるのかな。





...




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