まっとの日記...まっと

 

 

♪ドンドンヒャララ〜ドンヒャララ〜♪ - 2002年08月27日(火)

地元町内会で最大の催し「人形まつり」。
今年は初めて人形を作るところから参加する
ことになった。

朝、近所のおじさんたちが神社前に集まり、
ああだこうだ言いながら長年の経験と技術を
駆使して体長3mほどの巨大ワラ人形を作り上げていく。
新人の僕はそのまわりをオロオロするばかりで何の役にも
立たないので、カメラマンに徹する事に。

その巨大人形は男と女が一体づつ。どちらもすっぽんぽんで
それぞれを象徴するもの(御神体)は野菜を使って(笑)
リアルに再現される。五穀豊穣・子孫繁栄を願ったもの
だろう。ちなみに御神体作成は僕の父が長年担当している。

作業前にお神酒を一杯、休憩でビール、人形が完成すると
飲みながらのバーベキュー。とにかく祭というものは
一日中飲んでばかりいるものだ。

夕方から祭本番。神社を出発した神楽(かぐら)が町内の
各家庭を回る。その後を女性たちによる”駒踊り”という
この辺独特の踊りが華を演出し、人形を乗せたリヤカー
計2台が子供たちに引っぱられ町内をねり歩く。
地区外から見に来る人はいない。自分達による、自分達の
ためのもので、昔ながらの全員参加型の村祭風だ。
ローカル局が取材に来る事もあり、夕方のニュースで
人形まつりが紹介され、10才ぐらいのかわいらしい僕のアップで
締められていたこともあった。

神楽は二人で舞う獅子舞のようなものだが、春にやって
来た期待の新人、というよりは貴重な若者である僕は
「ただ付いて回るだけでいいから」と説得され、
いきなり”ケツトリ”(後足)をやることになった。
はたから見たらへっぴり腰の神楽だったんだろうな。

民家のないところまで行くと、ある場所で人形2体を
降ろし、抱き合わせて火を付ける。人形まつりの
クライマックスだ。その燃え方によって一年の運勢を
占うのだが…あっ、火を付ける前から男の方の左足が
折れて変な方向に曲がっちゃってるぞ。
男は足のケガに気をつけようってことかな。

神社に戻ったら本格的な飲み会。期待の新人は酒豪たちに
よって延々と酒を注がれ続け、人形まつりの夜は
ふけていくのであった…。


※写真メールプレゼント第二弾!巨大ワラ人形の写真が
 欲しい人はメールを。ただし18才未満にはあまり
 おすすめできません(笑)。



...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home