青森は今日も雨だった - 2002年08月15日(木) 人間ドック当日。時間ギリギリに行くともうほとんどの人が 集まっているらしく、おきまりのコスチュームでウロウロ している。 身長・体重測定から心電図や血液採取など、見事な病院の スタッフワークで次々と検査は進む。 そしてお約束、胃の検査。一人が検査を受け、次の二人が 操作室で待つ。待っている間は当然検査の様子が丸見えだ。 バリウムを飲み、上下左右のスライドと起きたり倒れたりが 自在にできる検査台に寝かされ、ゲップをひたすら我慢し ながらも検査技師の声に合わせてあっちを向いたりこっちを 向いたりしている。僕の目の前ではガラス越しに検査技師が マイクに向かって指示を出しながら飛行機の操縦かんのような コントローラーを持ち、熟練の手つきで検査台を操っている。 ゲーム好きにとってはかなり好奇心をそそられる。 …と、その人が終わり、次(僕の前)の人が検査の準備をした ところで検査技師と看護婦が出て行ってしまった。室内には バリウムで口元を真っ白にして検査台に張り付けられた人と、 操縦かんまで1mの所にいる僕だけ…。 手が伸びそうになるのを必死でこらえた。二人が戻ってくるのが あと30秒遅かったらどうなっていたか分からない。Mr.ビーン だったらここぞとばかりにいじくりまわすんだろうな、と 想像するとおかしくてしょうがなかった。 感想としては、バリウムはとても飲み物とはいえないが、 その前に飲む炭酸が意外とうまかった。 内科検診の後は今日一番恐れていた直腸検査。 診察台に横になると若い看護婦に有無を言わさずシリ丸出しに される。キャッ、恥かしいと思う間もなく担当の先生登場。 おっ、巨漢だ。…指も太いじゃないかー! せめて小指にしてくださいと言えるわけもなく、あっさり ブスリ。グリグリグリグリグリ‥‥。うっ。おほぉー。おそそそ。 想像したよりぜんぜん痛いじゃないの!しばらくジンジン してたわよ! 何はともあれ無事すべて終了し、サービスのコーヒーを一杯。 全部で2時間半。病院内のいろんなところをまわり、 スタンプラリーのようでなかなか楽しいものだった。 直腸検査さえなかったら毎年やってもいいぐらい なんだけどなー。 ...
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