KENの日記
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2018年06月12日(火) 米朝首脳会談開催

歴史的な「米朝首脳会談」がシンガポールのセントーサ島のカペラホテルで行われました。トランプ大統領・金正恩委員長は最初こそ緊張した雰囲気がありましたが、時が経に連れて硬さが緩み、両首脳にとって実りある会談となっていったようです。具体的ではないですが、今日の会談の合意文書にサインして今日の首脳会談は終了しました。

今年1月から始まった「北朝鮮」の融和的な政策(朝鮮半島非核化)は今日最初のエポックを終えたのですが、大方の見方通りで非核化の具体的な内容は依然はっきりしません。これからどういう枠組みで進んでいくのか、IAEAの役割は?6ケ国協議の枠組みは?日本の立場は?はっきりしない課題が残り「お祭り」が閉幕した感じです。

歴史を振り返ると、日本は朝鮮が日本から離れ中国に接近したことから「日清戦争」を起こしました。そして朝鮮が中国が手を引きロシアが朝鮮に接近すると「日露戦争」を起こしました。そして最終的には「朝鮮」を併合し、米国が日本の大陸進出に反対すると日米戦争を開始しました。北東アジア地域において日本は準主役級の「嫌われ者」を演じてきたと考えられます。まずはこれらの「過去」を清算しなければなりません。「拉致問題」が非常に深刻なことはわかっていますが、関係国が「平和条約」を優先して締結しようとするとき、日本としては自らの立場を十分踏まえて対処しなくてはならないと思います。




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