2008年06月13日(金) |
おかんが倒れて9日目 |
12日に、初め入院した病院から別の病院に移った。
結局CT、2度のMRIでも原因は分からず、さじを投げられた。
医者は説明もろくにできないし、親身に患者のことを考えてなどくれず
対応は最悪だったし、設備が古くこんなので大丈夫なのかと素人目にも
思った。看護師さんは親身に看護してくれて好感がもてたが、夜勤など
は明らかに人数が少な過ぎるし。(ナースコールしても5分たってもこ
ないとか普通)
病院を変わると連絡を受けた時はむしろ良かったと思った。
この病院は終わってる。
次に行った病院は設備も先生も看護師さんの人数も全然良い。
移ってすぐMRIを撮った結果、脳の海馬に異常が発見された。
いままで散々検査して異常を見つけられなかったヤブ医者に
憤りを覚えた。
記憶障害などがひどいので検査結果には納得できた。
しかし、脳炎には違いないが現状では確実にこれだという病名は分か
らないとのこと。治療するにしても副作用が怖いので、もう少し様子
を見て治療方針を絞り込むことしかできないとのこと。
今度の担当の先生は的確な説明をしてくれる。
家族としてもありがたい。
ただ、ここの集中治療室は付添することはできないので、
一日に10分くらいの面会しかできなくなった。
前の時は親父、弟、俺、親戚のおばちゃんが交代で24時間ついていた
が、それはできない。
でも、病院を信頼してまかせるしかない。少なくとも前よりは期待が
できる。
今日面会したら熱はだいぶ下がっていた。けいれんも今のところない
らしい。俺の名前は答えられなかったが。
今後どうなるか分からない。もしかしたら家には帰ってこられないかも
しれないし、もし帰ってこられても後遺症がひどいかもしれない。
ただ、今できることをするだけだし、今の病院のほうがどういう結果で
も前よりは納得できると思う。
家に帰って、おかんの学生時代からの友達が癌で亡くなったと連絡があ
った。
人はいつどうなるかわからんし、家族のことも自分のことも、
やらないで後悔するよりは、やろうと思った。
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