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さて、昨日予告した江戸時代の話ですが。 久しぶりに読み返したところ。あんまり面白くなかったので 止めにしておこうかとも思うのですが。
うーん。
まぁいいやいきましょう適当大意。
『仁勢物語』 第六幕
滑稽な話をいたしましょう、ある男がおりました。 その男は妻が子供が生むのを手伝い、なんとか生ませた子供を 大変暗い中で。
ちり紙の破れたものを草の上に敷いてそこに子供を置きました。
「生まれたのは男?それとも女?」 と妻が男に問うてきましたが後産も遅く、夜も更けてしまったので 生まれたのが髪もフサフサ、頭をぶんぶん振り回せるほど首の 座った子供・・・。なんと鬼子であると知らせず、女をあばら家の 奥に押し入れました。 そして男は湯を沸かして。
鬼子に浴びせました。
そうしてそのまま庭先だかにほって置きました。 夜も明け始めた頃、この子がぐんと大きくなって、
母親を一口に丸呑みにしました。
「あ、痛い」と母親は言いましたけれど、外では鐘が鳴り騒ぎが 起きていて、男には聞こえませんでした。夜が明けてきたころ 起きてきた男が見ると、産んだ女も子供もいません。 足摺をして泣きますがどうすることも出来ず。
男か女かと聞かれたときに、鬼だ!と答えて切り捨ててしまえばよかった
これは、二条の戻橋のたもとで柄巻屋が居て、刀の柄糸や目抜きなどを 盗まれて追って出たときに堀川の辺りで太郎左衛門墨壷という大工が まだ辺りが暗いのに仕事に出て、なにやら追いかける人があるのを見て 捕まえて取り返した事があり。
その夜鬼子はうまれたのである。
という話なんですが。出来る限り笑いを取らず脚色せずに大意を 取ったところこうなりました。 ・・・面白くないっすね。
つーか、オチどこよ。
江戸時代の話って結構こーゆうの多くてその度思うのです。 オチてねぇ。
いや、江戸時代の人が読んだら面白くてオチてるのかも知れませんが。 うーん。
とりあえずネタがほすぃ・・・。 ネター。
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