ハニワ在ル...はにわーる

 

 

宇宙人には座布団をすすめるべきか - 2011年08月15日(月)

13日、14日と川崎市民ミュージアム
「実相寺昭雄展〜ウルトラマンからオペラ『魔笛』まで」と、
関連作品の上映イベントに通いつめる。


13日はテレビドラマ
『ウルトラマンを創った男たち〜星の林に月の船』から鑑賞。

話の舞台はウルトラQからウルトラマンのできる頃、
つまり60年代だというのに、89年のドラマなもんで
登場人物の髪型やメイクがなんともバブルっぽい。

で、二段構えの昔話を観ているような不思議な気分に。


続いては、新旧ウルトラマン製作陣によるトークショー。
ところが、これがもう見事なまでにグッダグダであった(笑。

人数は多いし、話し慣れている方もいなさそうな感じ。
監督の人となりがわかるエピソードはうれしかったが、
その何倍もの着地しない話を聞いて少々くたびれてしまったり。


13日の最後は、ウルトラセブン「狙われた街」と、
その続編的エピソードとして作られた、
ウルトラマンマックス「狙われない街」の二本立て。

ファンの間では有名らしい
「卓袱台に座るメトロン星人」を初めて拝む。

当たり前だけど、ウルトラマン(セブンだけど)ってSFなのだなぁ。
これがン0年前のハナシだというのだから……いやはや特撮ナメてました。


で、ウルトラマンマックスを観ながら「最近の個性豊かな悪役や
三枚目をこなせるヒーローも、実相寺が源流なのか」と今さら気づいたり。

再び現れたメトロン星人はすっかり
お茶目で地球通の宇宙人になっていたが、
平成のウルトラマンの中ではそれほど違和感がないんだもの。



翌14日は、「劇場版ウルトラマン」でスタート。

ところどころ、昨日ドラマで観たり、トークショーで聞いた話を
思い出しながら観られたのはなかなかよかった。

ここで某お方々と合流し、
初めて展示スペースへ(観てなかったんかい!

絵手紙の類がかなり多く、ウルトラマンネタも普通に混じっていて。
それもなかなかファン心をくすぐる言葉が添えられている。

ついつい、夕日の中で卓袱台に座るメトロン星人
(お言葉はこの日記のタイトルにいただきました)と、
バルタン星人(「宇宙人の鋏も使いよう」とあり)の
グッズを求めてしまったりとか。


最後に、再びシネマへ戻り
特撮テレビドラマ「怪奇大作戦」から
「恐怖の電話」と「京都買います」を干渉。

「電話をかけていただけの人間が突然燃え落ちる」なんて、
これが19時台に放映されていたかと思うとビックリ。

実は子供時分に観た「タワーリング・インフェルノ」が
トラウマのワシ。大人になってから観てよかったなー…。


「京都買います」のヒロインは
仏像の美しさがわからない京都市民を嘆いていたけれど、
もし最近の「イケメン仏像ブーム」を見たらなんと言うだろうか。
ヤマトや初音ミクのようにはいかないだろうな…。


すっかりお腹も空いたので、〆に皆様で「コメダ珈琲店」へ。
味噌カツサンド、おいしゅうございました。



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