ひとりで桜見る丘の上 - 2008年03月29日(土) たいへん天気がよかったので。 独りでふらふら多摩川河川敷まで。 川崎側の土手から対岸の桜を眺めようかと思うも、 意外に遠かったので向こう岸に渡る。 人の流れに乗って丘をあがると、 やがて結構な広さの公園が現れてびっくり。 いや、去年の桜のころもここへきて、 浅間神社の境内にあがったりしていたのだが。 この丘の上に公園があるのは初めて知った。 飲む人、食う人、撮る人。 歩いたり、座ったり、立ち尽くしたり。 思い思いに花見を楽しむ人がいっぱいで。 ワシはひとりだが、それはそれでなんかいい。 ちゃっかり買い込んだ缶ビール片手にうろついて。 見事な桜と多摩川が両方望める良席を得る。 とても穏やかな心もち。 いつか、日本の国家を「さくら」にしようと 言った人が居たように思うけれど。 若いころはピンと来なかったそれが。 この光景を見れば、至極素敵な提案だと感じるのだ。 お弁当はお重からコンビニへ。 携帯やデジカメを桜にかざす人は増えたけれど。 この光景そのものが、廃れることのありませんように。 -
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