ハニワ在ル...はにわーる

 

 

音楽と呼ばれるもの - 2005年02月01日(火)

職場で、昔聴いてた音楽の話になったその時。

「○○なんか聴いてたんだ…」と言われたので
とっさに「ええ、こっそり。」と答えてしまったワシ。

したら、


「そりゃこっそりがいいかもね。」


と奴は言うではないか。
言う奴も奴だが、そう言わせたのはワシだ。


激しく落ち込む。


単に好き嫌いの問題のはずなのにさ、
狭い範囲では当たり前に世間体化しちゃってんのな。
吐き気がするほど嫌だといつも思ってるのに
ワシはそんな相手に逆らえないのだ。


以前、現ちゃんがタワーでインストアをやったとき

「ずらっと並ぶCDの1枚1枚に込められた、
 作り手1人1人の情念を思ったら、
 CD売り場なんて恐ろしくて歩けない」

のようなことを言っていたが、
最近は同じようなことをよく思う。


すべての音楽は、必ず誰かに愛されてるからこそ、
音楽と呼ばれているんじゃないか。

少なくとも作り手はその音楽を愛しているだろうし。
そうでなければただの音であって、もしかしたら
忌むべき騒音でさえあるかもしれない。


そして、それが音楽と呼ばれている以上
それを否定するということは
それを愛する誰かを否定することと
変わらないんじゃないか。

少なくとも、音楽好きを標榜する人間が
得意になってやることではない気がするんだが、
なにをこぞってあんたたちは。

ワシゃもう腹が立って胃がとろけそうですわ。










♪FLOPPY『まさかりが淵』
本文とは関係ありませんが本日のレコメンド。
ピコリング・ブーム(但しマイ)到来。



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