C.V.Pantherのひとりだち。 - 2003年09月27日(土) 本日Circuit.V.Panther 1st Solo Live。 ワシの参加はジャニーズもビックリ((C)C.V.P.)の三回目。 しかしオンラインでお知り合いにならせていただいた M様にお会いするべく、ひとり先に会場へ向かった。 ところが。 例によって力一杯迷ってしまったじゃないか!!! 覚えてきたはずの角の目印が全然見つけられない。 乗ろうとしたタクには間違った道を教えられて降ろされ、 よろよろと逃げ込んだコンビニの店員には首を傾げられ… 結局、1、2回目の参戦で既に会場にいた M様に迎えに来て戴いた…ホントにすみません…。 しかもひたすら迷ってたせいで時間ギリギリで、 お話させていただけたのは会場に向かう間だけ、という。 初対面でコレって有り↓得ない→非常識さだよなワシ(号泣 M様曰く「元信者にはたまらん演出が!」らしい。 …ウホ? Circuit.V.Panther『Sexy Finger』発売記念ライヴ Universe Sadistic Ninja Recycle 〜Session〜 Miracle Air Deja vu 『Universe』がドあたまで持っていく『ザ・1曲目』な 曲調であるからして…のっけからハジけたオープニング。 このへん、タメてタメまくるバンド時代とは対照的ね。 セクシーシャツの釦も3番目くらいまでハジケまくり(違 まぁ、セクシーさんお元気そうで…ってサポートが ジェロさんと下さんじゃないか。 こんなところでお目にかかれるとは(嬉 それにしてもセクシーさんいい顔。なんか、 超楽しそうな顔しながらときたま優しい目で客を見てた モンゴリアン・チョップのボーイズを思い出したよ。 しかもモニターに足をかけて差し上げたギターは…Newギターだ! 黄緑っぽいベースに赤や黄色のペンキを飛ばしたような カラーリングがヴァン・ヘイレンっぽいかも。 アッパーな曲に乗ってニコニコしまくりの1曲目に対し、 バンド時代を髣髴とさせる低音濁声の曲名コールで始まった 『Sadistic』はヘドバンで横位置に振れる髪が美しい。 アッパーに振り切ったテンションをまた 別方向に振り切らせる凄いパワーを感じる。 さて、ダイナミックなステージングの変化にも驚いたけど、 彼が喋り始めたらまた一段と驚いた。 パンサ、ホントにソロアーティストになったんだねぇ。 動きも喋りも立ち位置センター、そのものだよ。 今まで、決められた動き以外は あまり上手を動かないように見えた、 そして与えられた話題以外は 決して自分から喋らないようにも見えた、 その人が。 右へ左へ…決められたフリではなく ひとりで一生懸命動き回って。 お決まりの煽り文句を口にするでもなく、 ちゃんと自分から話題を持ってきて、 結構流暢に喋ってる。 もともとそんなキャラでないことが窺えるからこそ、 そんなことに彼の覚悟を見てしまった感じ。 そういや『Ninja』の演奏を前に、 立てた人差し指と中指を縦に繋いで忍者のポーズ。 「どろん!」なんてカワイイ台詞とともに… パンサの足下からスモークが立ち上った(笑 忍法「特効」だ!やっさんおつかれさまー(爆 リサイクルが演奏されたのもビビッたけど、 そのあとのセッションも凄くよかった。 軽くシャッフルしたようなリズムが意外。 うん、昨日アルバム聴いたときも、 もともとかなり叙情派なイメージのパンサにしては カラっとしたアメリカンな曲を繰り出して来たのに 驚いたんだったよ。 …驚くといえば。 まるで在りし日の(ヲイ)閣下と長官のようでした。 いや、パンサの弾いたフレーズをキーボードさんが追っかけて、 互いの顔を覗き込みながらパフォーマンスする…その様がね(笑 『BIG TIME CHANGES』という曲と共に ミサの定番パフォーマンスだったんだよー。 M様の言ってた演出ってこれか!確かにたまらん…(笑 泣きのパンサを堪能しまくった『AIR』も もう、聴きながら立ち尽くすくらい。 個人的にメジャーコードのバラードには なかなか掴まれ難かったりするんだけれども。 いや、これはもう別格だ。 パンサは「空気のように側におる存在こそ 大事にしてください…これはラヴソングですよ」と。 こういうこと言える人だったんだねぇ、また驚いたわ。 「ラヴソングなんか作らん!」って言ったって おかしくないと思ってたんだがな(笑 ラストはデジタル・タンゴ(?)に 叙情派クラシカル速弾きがのっかった『deja vu』。 ファンの言うことじゃねーだろって感じだが、 こういう曲だと弾きまくっても全然嫌味じゃなくてイイ。 さて、終演後のステージにするすると降りるスクリーン。 念願の『Universe』PV上映だー!!! 青空の下で、 動物園の檻の前で、 船の上で、 碁会所で、 トイレで、 公演のボートの上で、 ジーさんバーさんの前で、 パンサがキメキメで弾きまくるっ! もう会場大爆笑でねー。ワシも腹が攣りそうだった。 でも、よくあるこういう感じのPVみたいに 最後はステージでの演奏シーン、とかじゃないんだよ。 決められたステージへは帰って来ない。 何処へ行っても、何処で弾いてもパンサはパンサだから。 そういうことなのかな。 あぁしかしステージ上のパンサのあのイイ表情! マシンガンズが解散して、 最初に観られたのがこのライヴでよかったよ。 もう1公演取っとくんだったと思うくらい、マジ楽しかった。 ありがとう、パンサ。 -
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文投げる |