逆ギレの浜名湖(まだ加筆 - 2003年07月17日(木) ね、寝てない…っていうか風呂入りたい… とても一世一代の大イベント(オオゲサか)を控えてるとは 思えない状況でぱんぱんのトートを抱え東京駅へ。 そして重いんだこの荷物が。 なんたって着替えは普通の1泊の倍以上入ってるし。 メイク道具も無駄に多いしサンダルも入ってるし…って違う。 どうみても黒伊佐錦(焼酎)の5合瓶が2本入ってるせいだろーが。 自分で決めたこととはいえ、バカだなオレ…。 もーろーとしつつ浜名湖行きのバスに乗り込み、 仲間とマジ話したりたまらずに眠ったりしながら、 思ったよりもあっという間にホテルに到着。 まずは同室のみんなに無理を言って風呂に入らせてもらう。 ホント独り参加じゃなくて良かった(涙 しかし その後すぐライヴで汗みどろになっちゃったんだけどねーん(滅 買ったけど着る機会のなかった パンサ画伯のイルカTシャツを着て、ライヴ会場へ。 知らないマシンガーさんともなんだか なごやかに会話できて楽しい。 今回眩暈のするような整理番号をもらっていたのと、 会場に入ると同時に猛ダッシュかましてくれた仲間のおかげで、 やや下手2列目あたりの好位置を得る。 日曜日 逆風 SAMURAI WARRIOR とうちゃん 富士山(桜島) リサイクル Yeah! Party Yellow Card 洗濯してね Yes or No HANABI〜la 大回転 物販のGジャンを着込んだ アットホームな雰囲気のメンバがいい感じ。 パンサはメイクが薄いと表情豊かなのがよくわかる。 なぁー、やっぱりその顔でステージ出よやー(笑 レアな曲をやります、とのMCから 「まずは軽いトコで…」と前ツアー以来の『日曜日』を。 うわわわ、こっちがノってなくても身体が持ってかれる!! 客席は振り付けどころじゃない込み具合だったのだが、 これもなんか新鮮ですごく楽しい!!! 「一歩下がれ〜」なんて噂には聞いてたけど 初めて自分たちに向かって言われたよ(笑 コレを生でやったら男前だろ、と常々思っていた 『逆風』がいきなり演奏されてオオヨロコビ。 マジ男前ですこの曲。今回だけじゃもったいない!!! カメちゃんVo.の「とうちゃん」では最後に かぁーちゃーん!とカメちゃんが叫んだりして。 マザコンロッカーコタニキンヤかキミは(懐 爆発したら首都壊滅やんけ、とか言いつつ 今日の桜島は『どかんどかんどかん…富ー士ー山!』で。 首都壊滅するほど爆発したら桜島だって壊滅しますがな(汗 しかものい兄メインVo.!一生懸命に歌う ♪たまりたまったおー茶ーの山ー♪ってのが(笑 ステージになんかダラダラした動きの人が現れたと思ったら、 裸が衣装のパーティ野郎でした(爆) ドラムと同じカラーリングのギター持って、 やる気なさげな怪しい振り付けの光る『Yeah!Party』! 客席はまさに満員電車でパーティ状態のニコニコギュウギュウでも HIMAWARIは緊張してるのか妙にテンションが低く笑えました。笑ってやるなよ とーとつですがワシ、初ライヴからちょうど2年と10日。 っつーか年数よりもむしろ蛇メタル2に参加したおかげで 今までマシンガンズの音源になった曲のなかでも ライヴでやったことのあるものはほとんど耳にできたのですが、 ただ1曲、望みながらもずっと聴けなかった曲がYellow Cardで。 ええ、やりましたよとうとう。 そんなわけでかなーり感激しながら イントロでカッコ余裕なのい兄とのけぞるAnchangを観ていたら みんながパンサ側を見てキャーキャー騒いでおりました。 で、ナニゴト?とうっかり上手を見遣ると… 首を傾げつつニッコリ笑うぱんにゃー(ヲイ)の顔にばったり。 33歳のヤローに惜しげもなく『愛らしい』の形容詞を贈ります。 もうキミは厚メイク禁止だ、ぱんにゃー! そして背伸びしながらホイッスルを鳴らすのい兄…32歳の(以下略 個人的には「洗濯」って、レアであるという以外 あんまりありがたみのある曲じゃなかったんですけど。 実はこの曲、HIMAWARIのドラム姿が メチャ格好いいということに気づきましたです。 速くないだけに優雅(マジ?)に動く姿がヨイ。 蛇メタルの時もパンサは「オレってセクシー?」と この曲で歌ってた気がしますが「Yes Or No」。 はっきり覚えてるのは「美容整形?」って 歌ってたことだけなんですが、なにしろ今回も セクシーネタに走っておりました。 世の女子的にはパンサってセクシー待遇なんですかね。 若いコだとそうなのかなぁ…パンサの細っこいスタイルは 確かに凄く魅力的なんですけど、どっちかつーと セクシーなのはあんさんかなー。オバちゃん発想?? パンサの体型ってなんつーか少女マンガ的でさ、 美しいんだけど艶を感じないんだもん。 やるのか!?と思いつつやっぱりアンコール。 日程に響くので(このとき既に予定時間オーバー) 1曲だけ…の1曲がHanabi-Laすか!?それって長すぎない!? とはいえ、曲が始まっちまえばライヴに没頭なんですが(汗 スタッフさんのしみじみといいご挨拶でライヴ終了。 しかし、我々の日程はまだまだこれから。 そう、ほとんど時間を空けずに…口にするのも恥ずかしい 『告白タイム』がっっっ!!! ライヴ後なのに時間のなさで身づくろいもままならず 力一杯テンパる同室4人。ビデオに撮って見返したらさぞ傑作だったに違いない。 しかも、やっとの思いで指定の場所へ移動して 通された待合室には向こうの見えない屏風が。 こ…ココってば待合じゃねぇ!!! なんと屏風ひとつ隔てたところで そのままAnchangと御対面、という状態。 屏風の内から緊張のあまりヘロヘロになって 出てくる先の人たちを見ていたらボボ緊張。 これが他のメンバのファン同士なら 「行ってらっしゃーい」と盛り上げる場面もあるんだろうけど、 そこはマジメなAnchangファン同士だけに皆様余裕無い無い(笑 結局、先に飛び込む同行の友を しつこくイジって気を紛らわせる(苦笑ごめんよー 朝から死にそうになって抱えてきた5合瓶2本は風呂敷の中。 包みを解くのに時間がかかったらシャレにならんので、 結び目を緩めつつ…いざ、屏風の内へ。 「こんにちはー、はにわーるです。 さっそくお願いがあるんですけど」←はい、焦ってます。 ワシの差し出した右手には普通の黒いヘアゴム。 そう安藤さん、結髪でお願いします。 フフフフフ、結髪フェチの野望果たされたり。 しかし… 「(渡したゴムで髪を結おうとして)これ、大きすぎ。 自分のヤツでくくってもいいですか?」 というわけでAnchang、自分のヘアゴムで再挑戦。時間が〜! 「…なんでまた髪くくらせるんですか?」 「髪くくってる男の人が好きなんです」 ポラ係さん&Anchang、苦笑。やっぱり珍しいか(汗 ポラの後、さらに焦って風呂敷包みを開ける。 「ワタシ実は鹿児島の某大学の軽音出身で… (学生の頃いつも呑んでた黒伊佐錦、Anchangも 旨いって言っててうれしかったんで持ってきました)」 と言って渡すつもりだったのだが、 カッコの中のコトバが出る前にAnchangがひとこと 「へー、カシコイんですねェ。」 なんじゃそのリアクションー!!! いや確かに偏差値でいけば鹿児島の某大は Anchangの出身校よりカシコイことになってるけどさ。 そうじゃなくて、鹿児島出身の方を拾ってくれよ〜(号泣 うぉ、場外に飛び出す特大ファウルを打たれた感じ…。 結局、瓶にかけた熨斗紙でラベルが見えず、 改めてAnchangに銘柄を訊かれてしまうのであった… で、ここでさらに焦ったワシは、もう1本の黒伊佐錦を出しながら Anchangに必死で事情を説明しにかかった。 今回のワシ的テーマは「約束」であった。 ポラよりも握手よりもサインよりも、 尊敬するAnchangに自分の目標を聞いてもらって、 ワシは絶対目標を達成します、と 勝手にでもいいから約束をしたかったのだ。 Anchangならステージの上の約束は 言い訳しながらでもきっと守るからね。 そのAnchangに約束したら、ワシだって 破るわけにはいかなくなる。 実は、焼酎を2本持ってきたのも そこに理由があったのだ。 1本は今あげて好きな時に飲んでもらう。そしてもう1本は、 ワシが目標を達成したらあらためて贈る…つまりそれまでは Anchangがワシに入れたキープボトルということにしてもらう。 …ということを全部話すととても時間が足りないので、 とりあえず「今目指している職業があって、 その職業に就けたらこの焼酎も差し上げますので、 とりあえずキープのつもりで瓶にサイン入れてください」 とだけめっさ早口で説明して瓶を差し出したら。 「あ、ちょっと待って」 Anchangがポラにサインしながら聞いてることに全く気づいてなかった(滅 …どこを見てるんだ、オレ!!! 瓶にサインしながらも「今はどこに住んでるんですか?」とか 自分的に結構デカいファウルをぶっ放されて焦りまくる。 だって、絶対鹿児島トークでいけると思ってたんだもん…! さらにまだ目指す職に就いてない、ということで 「おいくつなんですか?」という一番痛い質問もしっかり飛んできた。 「にじゅー…なな(に一昨日なったばっかりなんですけど…)です」 「そら、ガンバらないけませんねェ」 間髪いれずにそれかよ!!! ガンバらないかんのくらいわかってるっちゅーねん!!! 軽くショックを受けていると、屏風の外から「お時間です」の声が。 Anchangはサインし終えた瓶をワタシに渡しながら、 「大事に飲んでくださいねー」 だからそれはアナタに飲んでもらうことを前提に サインしてもらったんですけど…。 そして混乱を極めたワシのクチから最後に出たのは 「飲んでもらえるまでがんばりますからッ!」 のひとこと。 捨てゼリフだろ、それ…(滝汗 あんまりといえばあんまりな3分弱。かわい気ゼロ。 だいたい、なんで「告白タイム」なのに逆ギレしてるんだワシは!!! 原因はわかってる。 ガンバレって励ましてもらえると思ったワシがどこまでも甘かった。 モノにならないまま27歳にもなっていればはっきり言って厳しい。 嘘がつけないといって憚らないAnchangなら 決して「がんばれば大丈夫」とは言いやしないだろう。 むしろ「まだそんなこと言ってるのか」で当たり前だ。 Anchangだって27歳の時はもうメジャーデビュー寸前だったわけだし。 でも。 だから。 そんな人に約束しました。 いつか絶対このボトル飲ませたるからな、 見とれよコノヤロー!!!!! あ、握手し忘れた… というわけで思い込みも激しく告白タイムを終える。 友人達も魂抜け→ひたすら反芻のモードで見てて楽しい。 ワシのポラは「母娘のようだ」との評判。 Anchangちょっとすまし気味で確かにオカンっぽい(笑 皆それぞれに印象的な一瞬やひとことがあったようだけど、 ワシのそれが「そらガンバらないけませんねェ」だったなんて… 自らの目的は達成したとわかっていても、みんなに比べて あまりにかわい気がない…なんかちょっと口惜しいのである。 -
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