うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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2008年08月16日(土) のだめ21巻(Lesson125-126)を読んで泣いた

遅ればせながら「のだめカンタービレ」21巻を読みました。




で,感想。(うっすらネタバレ)






読んでいて辛いっっっ。
思いつめるのだめのセリフは辛いです。
のだめがミルヒーに胸の内を語る場面では泣けました。
のだめがミルヒーに「最後に?」といって弾いた
ベートーベンのピアノソナタ31番でも泣けました。
最後のフーガは弾かないってところが,のだめの心情をモロに
表しているようで...うっうっうっ...
21巻は全体を通して,コミック冒頭のレッスンシーンで
オクレール先生がいった
「第3楽章は人の嘆きの全てがある。最後は疲れ果てて 心もない…」
という言葉が響いているようです。


特に最後の2ページ!ミルヒーのことばに号泣!!!

「見たいんだよ 早く…」
かわいい娘の晴れ姿
美しい音が 聴こえるうちに―


そうだった。ミルヒーは聴力が落ちてきているんだった。
本人も自覚があるんだなぁと。
あああ〜。何度読み返しても泣けるっ。


オクレール先生との関係やら,千秋との関係など
今後の展開が気になりますが,二ノ宮所長のブログで
おめでた報告がありましたので,22巻はもう少し先かもしれません。。。




--もっとネタバレ。



Lesson125-126(21巻の続きの話)で出てくる
ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11を聴いていて,
のだめが弾いている姿が想像されてしまい,また泣けてきました。
第一楽章の壮大な序奏,哀しげな第一主題,優しい第二主題,
息をのむアルペジオ,(個人的に第一楽章が好き)
第二楽章の美しくロマンティックな夜想曲(のだめは千秋先輩と初めて出会った夜,ニナ・ルッツ音楽祭,千秋との帰り道に見た月を重ねていたようです),
第三楽章の全体的に長調で,複雑なユニゾン(のだめと千秋みたい?)なんて思いながら,華麗に大胆に終わる,
のだめの魅力が存分に引き出されるような曲。
さすがミルヒー,すばらしい選曲だわ。
そんな曲をのだめがどう弾くのかと想像すると,泣けてきます。
あー,涙腺ゆるんでます。


泣ける曲といえば,
「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ピアノのほうね)
あれは何度聴いても泣けます。



と。
アニメのパリ編が10/9よりノイタミナで放送されるとな。
ふおおおおお。


うずまき |MAIL