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| 2003年09月21日(日) | トシ |
うちの老猫は今年ハタチ。
人間のトシに換算すると100歳を越えるらしい。
最近、目が悪くなってきたらしい。
耳も遠くなっているらしく、呼んでも振り向かない。
だから、無性に不安になるのか鳴き声が大きい。
足も弱ってきたらしく、踏んばりがきかない。
後ろ足がつるつるすべる。
物忘れがひどいらしく、今ご飯を食べたはずなのに
五分と経たずしてまたくれとせがむ。
トイレに行くのにいちいち声をかけてくれる。
かなり大きい声で。
筋肉が弱っているので、思うように出ないらしい。
人の姿が見えなくなると鳴き叫ぶ。
朝が早い。
外に出なくなった。
…トシなんだなぁ、としみじみ思う。
今、ペットブームで気軽に犬や猫を飼う人が増えているけど、
犬だって猫だってトシをとる。
いつまでも猫じゃらしを喜んでいるわけじゃない。
いつまでも走り回ってるわけじゃない。
思ったよりも手間がかかって大変だったからと
保健所に引き取ってもらったり
（保健所に渡すってことがどういうことかわかっているのか!?）
引越先で飼えない、でも保健所に渡すのはかわいそうだから
といって飼い犬を捨てたり、
子どもまでは面倒見きれないからと、人んちに捨てていったり（怒）。
最近こういう話をよく聞く。
犬だって猫だって命あるもの。
最後まできちんと面倒を見られるのか、
飼うときによーく考えてほしい。
