うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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今日は「植木の日」でお休み。
朝からヨンチー山のツツジ祭に行ってきた。 「ヨンチー山」というのだから、まぁ、山にあるんだろうとある程度は覚悟していたが、それ以上のものだった…。
ツツジが咲くところまでは、まぁラクショー。 あいにく今年は例年よりも暖かかったため、先週末に満開だったそうな。 山の斜面にポツリポツリと咲く淡いピンクのツツジ。
満開をすぎていたのは残念だったけど、山登りがこんなものでよかった、と安心していたら、連れの韓国人が
「この上の寺(ソトゥル庵)に行こう」
と言い出した。今日の目的はツツジの花見のはず。なんで山登りをするんだ? ブツブツ言いながら、しかたなく登った。
道は何段も続く階段で、思った以上にきつかった。
やっとの思いでソトゥル庵についたら、今度は
「頂上を目指そう」
といいだしやがった。 もう帰りたい…。今日の目的は山登りじゃないのに。
頂上への道は、信じられないほど険しく、岩だらけ。
山登り、と聞いて日本のような緑生い茂る山を想像してはいけない。
韓国の山は低木ばかりの岩山で、ごつごつしていて歩きにくく、危険である。あんな低木(というより草)じゃ森林浴なんてできない。
ここには「道を譲る」という心がない人が多すぎ。 人一人がやっとの細い道だったので、くだってくる人を脇によけて待っていたら、うしろにいたアジュンマたちが私を押しのけて登っていきやがった。
「木を植えましょう」という植木の日に山登りをするのはまぁわかる。 でも、杖の代わりにと、道の脇の木を折ったり(これがけっこう多い)、お菓子のカス、ペットボトルを捨てていくのはどうも許せない。
イライラが募る。
せっかくの休日に大きらいな山登りをしている自分に腹を立てながら、やっとたどり着いた頂上で見たものは
ヨーチョン化学工業団地
山のふもと一面に広がる工業団地。 コレを見るために苦労して登ってきたのかと思うと、泣きたくなった。
やっぱり山登りはきらいだ。 二度とするもんか。
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