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いつものようにじいちゃんちに手伝いに行ったら、イトコが午後から遊びにきた。 イトコといっても歳がとても離れてて。 現在、小5(カオリ)と小3(ナオキ)。 だから、「イトコと遊ぶ」と言うより「イトコの子守り」ってカンジ。 この二人、私の言うことは絶対らしく、一緒に手伝いをさせても文句一つ言わずに頑張る。 たぶん、昔っからよく遊び相手してたし、でも甘やかしてばっかりにはせずに叱ってたし、そのせいだと思う。
お手伝いが終わったら近所のおもちゃ屋に行きたいと言い出したので、ついて行った。 ナオキはベイブレードが欲しかったらしい。でも、私は買ってやらん。 「自分でお小遣いを貯めなんよ」 とだけ言った。 で、そのまま帰るのもつまんないので、散歩と称してウロウロ。 だけど、私には目的があって、このちびイトコ二人をウチのお墓に連れて行きたかったのだ。 私は小さな頃からじいちゃんにいろんなこと教えてもらって、お墓にもよく行くけど、たぶんこいつらは盆と正月くらいしかお墓参りするコトもないだろうからいい機会だと思って。 一応、お墓に入ってるご先祖様を教えて、3人で手を合わせた。
お手伝いもちゃんとやってくれたし、お墓にもついてきたし、ってことで。 ご褒美。 駄菓子屋さんに連れてって「200円ずつ好きなもん買え!」 実はカオリは算数が弱いので、その勉強も兼ねて。 ちゃんと二人とも200円ピッタリ買いました。(私も。)
でも、やっぱり一言付け加えます。 「今日全部食べてしまうな、夕飯が入らんくなるけんね。自分で量を考えて食べなさいよ」
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