昨日のショックも今日になればさらっと忘れて やはり、一瞬の気が起こした事だったらしい ではでは 不思議な話でも行きましょうか
数年前の事です 彼女がいる人と承知で付き合っていました 或る日何時ものように私は車で、彼の家の前で帰りを待っていました テープから流れるのは久保田の曲 ♪ 夜を越えていくのさ流星のサドルで〜 とノリノリ すると 頭の中に流れるのは「青春のリグレット」 (全然ちがうじゃん) 久保田の曲はかかっているはずなのに、聞こえません
フロントガラスいっぱいにまるでスクリーンの様に映像が・・・・ 私が落ち込んだ時バイクに乗せて、海を見に連れて行ってくれた彼 今その時の映像が、バイクの後ろに乗っている私の背中を見ている今の私 海が見える公園に着いてベンチに座っている私達を客観的に見ている私
走馬灯のようにと言うのはこの事か? 何故だか、泣きたくも無いのにホロホロと頬を伝わる涙・・・
バイクで帰ってきた彼 ファミレスに行って
でした
どうやって言おうか悩んでいたって さっきの映像と涙が理解出来ました 彼の気持ちが伝わって私に見せた映像だって 結局 「別れ」なんですね
「青春のリグレット」
笑って話せるね そのうちにって握手した 彼のシャツの色が紛れた人ごみ バスは煙残し 小さく咳き込んだら 目の前が滲んだ黄昏 貴方が本気で見た夢を はぐらかしたのが苦しいの 私を許さないで 憎んでも覚えていて 今では痛みだけが 真心のシルエット
ほんの3月前は指絡めた交差点 今も横を歩く気がする
夏のバカンスを胸に秘め 普通に結婚していくの 私を許さないで 憎んでも覚えていて 今でも貴方だけが青春のリグレット
私を許さないで 憎んでも覚えていて 今では痛みだけが真心のシルエット
笑って話せるよ それは何て悲しい だって 精一杯愛した 貴方を 愛した
なんて おしゃれに見せてくれたんでしょう 私の不思議な体験に ばんざーい〜〜
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