松浦理英子 朝日新聞出版社 2007年
最初は、種族を超えた愛情の物語かと思っていたのですが 途中から、「犬版、家政婦が見た」になっていました。 2時間ドラマみたいでした。 でも、どうなるのかしら?、主人公の運命は?と気になるので あっという間に読んでしまいました。
普段から、いろんなものに分け隔てなく愛情を注ぐほうなので 主人公が梓の犬になりたい!と切望して、彼女に献身するのは わからないではないですね。 でも特定の一人に向き合うって、偉業だ〜ともいえます。
犬になったからには、もう飼い主としか愛情を育めませんものね。 究極の愛かもと思いました。
飼い猫暮らしていいな〜とよく思うけれど 実際には、飼い主の気分や生活次第の生活って大変だものね。
昨日の「ぽちたま」では、飼い主の事を心の底から心配している 鳩のことを紹介していて、胸が温まりました。 番組で紹介された動物の心のわかる方の話で 普段聞く、友人の飼ってる動物たちの話と合わせて 話せないけど、いろんな事を思って生きているのね〜と感心しました。
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