2002年06月09日(日) |
歴史の一ページがまた・・ロシアな一日。 |
今日は盛りだくさんです。 まず初のオペラ鑑賞(多分、オペラは初めてだと思うんだけど学校とか何かのイベントで見てるかな〜まあ記憶ないから初ということで(笑) 「エウゲニ・オネーギン」全3幕 チャイコフスキー作曲で指揮が西本智実さん。 こんなに早く彼女の指揮の作品を見られることになるとは驚き! 去年の終わりごろにアエラとか新聞記事で彼女の記事をみかけて「へ〜こんな人がいるんだ」とか認識したらすぐに関西でこの公演があって知人がチケットを扱うのでなんだかサクっと見にいけてしまった。 でもチケットを購入する時期、本当はすっごく悩んだ。だって今日という日はいったいどうしているのか検討がつかなかったんだもん。 でもこうしてオペラを見にいけたし、日本の初勝利も見られたし今日は最良の日です。 さてちょっとオペラを見る〜という目的とは違う興味で行ったので始まって愕然。 そうだ。メインはあくまでオペラ。指揮者さんはオケボックスで客席に背を向けて指揮するので頭のてっぺんしか見えないのだった。・・・・何をやってるんだか・・・まあいいけど。 しかし14時開始でご飯食べて丁度昼寝にはいい按配の時間。私は連日の疲れも手伝って暗くなり美しい調べとともに船頭さんになってしまうのでした。結構周囲の人もご同輩。軽いいびきも聞こえたような・・・ さて本当にオペラの感想。ん〜字幕があってわかりやすくてよかった。しかし目をつぶってみたい・・てのが本音。 話の内容もどうも私みたいな人間には納得いかないのだった。
田舎のお屋敷の姉妹、純粋で夢見る娘タチアナと享楽的なオリガに オリガの婚約者レンスキーが都会的な青年貴族オネーギンを紹介する。 オネーギンにすっかり夢中になり徹夜でラブレターを書くタチアナだったが オネーギンは子どもの一時の気の迷いと冷たく振るのだった。 意趣返しにオリガを誘惑したために、レンスキーと決闘して殺してしまい彼は行方をくらますのだった。 しかし数年後、2人は再会する。オネーギンは失意の人生を送っている中、 貴族の奥方で社交界の花になっていたタチアナはあまりにもまぶしかったらしく 恋焦がれる思いをぶつけるのだったが神と誠実をもっとも尊ぶタチアナは彼に別れを告げるのだった。 という男と女の違いが如実に表れているドラマですね。
多分小説とか映画などでじっくり描いたらまた気持ちももう少し伝わると思うんですけど どうしてこう夢見る夢子さん的な少女はこういう描かれ方しか無いんだろうなあ。 本ばかり読んでいる〜んならもう少し人を見る目があってもよかろ? 2人が導入部に話している話題にしてもオネーギンてイヤなやつやな〜としか思えない。 タチアナにしてもレンスキーにしてもオネーギンを親しい人として傍に置いとくのは間違ってるぞ。 レンスキーもね。弾みで決闘して一人は命を落としてみたり・・・ でも三幕のタチアナは分別もあって納得できるキャラにはなっているけど、オネーギン勝手すぎ!(笑) 26歳まで仕事もせず、結婚もせず、目的もなく生きてきた〜♪とか歌っていたんだけどそりゃ今の日本の若者にも多いけど。 そんな根無し草が公爵夫人を誘惑できるわけないじゃんか!(笑)やっぱり女は打算的?いや信仰心をもち本当に心が優しいなら誠実なダンナを裏切る物語にならないよね。
とまあオペラの楽しみを味わう前にそういう物語設定とかで大いに引っかかってしまいダメダメな私。 筋とかにあまりこだわらず歌手の美声とか技術に酔いしれないとダメよね。(バレエだってそうだもん) でもまあやっぱりロシア貴族を日本人が演じているのだから、きっと世界に入り込むにしてもちょっとしたきっかけが必要かもしれない。 例えば宝塚歌劇ならいろんな「お約束」があってそれを理解しているから多少「おや?」なところも目をつぶって楽しめるようになっているのだから。 ちなみにカーテンコールで西本さんも見られました。やっぱりかっこいい〜!出演者も女性の方がスラリとしてよかったなあ(^^;)
さて次は日本対ロシア。 いや〜かっちゃった!!よかった。決勝トーナメント出るためにはここは絶対に勝ちたいものね。 あ〜横浜で見たかったなあ。でも涙は意外と無かったな。前回の2ゴールの時の方が泣けた。 本当に日本は流れから特にFWがゴール決められるのか心配だったんでそれが解消されたのと(この日はね) ベルギーが予想より強いかもしれないと不安だったから、すっかり安心しての涙だった。 でも今回はロシアが予想より強くなかったというか疲れ気味?結局モストヴォイも出られなかったし。 カルピンも頑張っていたけど、やっぱりロシアさんお疲れ。 ロスタイムは正座して祈りながら見ていたんですけどね。いや〜日本は成長してるよね!
その他のこと。 ヤナギ・・そのうちどつかれるぞ(by家族)いやでもポストプレーからイナゴールが!結果につながらないお人やな。 フラット3・・ラインの美しさにこだわりすぎていませんか?(笑)いや笑っている場合ではないか。でもここんちやっと間に合ってきたよね。 驚いたこと。戸田のヘア・・ちょっぴりベッカム意識・・してないか。それにしても戸田のディフェンスは危なかった。前回のベルギー戦は審判辛かった分、今回取り返したのかな。 MVPはもちろんイナ。中田は敢闘賞。いつもより闘志増量中。彼は力振り絞って見えましたがこの次は大丈夫かな? MIPは明神。印象に残ったというには相変わらず燻し銀なんですけど、彼はココって所で効いていました。 楢崎ももちろんクレバーで安心して見られるゴールキーピングでしたよ。
試合後のメル友との会話から・・・ 「ベンゲル、そんなにゆうならイナを使ってやれよ!」というと・・ 「ベンゲルに聞いてみました「アノ金髪イイナ!」すっかり忘れているみたい」と返ってきた。 受けたけど、あまりにぎこちない2人の会話に不安がよぎりました(^^;)
ああ決勝トーナメントが楽しみになってきた。気が早い?
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