2002年04月25日(木) |
山が高いと谷も深い…明日はわが身 |
帰宅してテレビを付けたら辻元さんの答弁のニュースが始まった。 ニュースの掴みのために、涙のシーンをイキナリ見せ付けてくる。 辻元さんがこうして、こんな立場になって涙を見せる羽目になるなんてあの鈴木宗男さんの答弁の時には思いもよりませんでした。 ニュース。テレビですよ。当然のようにその明暗シーンを流してくれる。 あああ、なんか見てるのが辛い。私はテレビを消しました。 別に辻元さんに特別な気持ちもないのですけど、そして疑惑について正否を問うことの次元でなく あの太陽が燃え盛ったときのような頂点から、深い断崖に立たされて突き落とされてしまった有様を見てるのが、哀れで痛々しかったからだ。 可哀相というのとはちょっと違う。彼女が間違っていたのは事実だからだ。 「いっている事とやっている事が違うことが辛い」という彼女の気持ちが本当だとしたら 本当に当然やるだろうと思われるけど、こんなに辛いことはないだろうなあと思う。
人の上にたつ、代表になる、記録に残る仕事をするということは生半可な覚悟ではやれない、やってはいけないなあと改めて思う。 しかし現実にはそんな事を考えて仕事してる人っているのかなあ。 バレなければ平気平気〜とその日がくるまで吸い尽くしてるんだろうなあ。 平気平気〜な時間が続いている人というのは、仕事上でどんな努力をしているのだろう。 辻元さんとはどこが違ったんだろう。
祇園精舎の鐘の音が聞こえます。
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