2002年04月14日(日) |
映画と漫喫とやっとわかった曲 |
かなり以前から聞きたかった曲があった。 でもタイトルがわからなかったのがヘンデルのリナルド「私を泣かせてください」と多分そうだろうなぁ〜と思っていたのがプッチーニのトスカ「星は光りぬ」 「私を・・」は朝ドラの「ちゅらさん」でよくかかっていて気に入ってたのですがどうやらCMにも使われていたから有名らしい。とてもたおやかでせつない感じが伝わってきます。ドラマでもいつも熟年さわやかカップルが思い合う場面とかで使われていたし。 「星は・・」は以前宝塚歌劇のレビューの一場面で使われていて好きだった。 こちらはもう随分昔だわ。私も長い間暖めすぎ? 他にもバレエ音楽とか西本智実さんのCDも買ってしまおうといいかげん欲しいものリストが増えてきたからなのですね。 バレエがきっかけではあるけど、最近めっきりクラシックばかり。
でも今日見た映画はロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。雑誌などでよくピックアップされていたので「アメリ」とどちらか時間のよい方をみようとしたらこちらがぴったりだったんですな。 化粧ギンギン、ド派手というかコテコテの衣装に身を包んだヘドウィグはずっと喪くし(正確には奪われ)続ける人生。それでもカタワレをいじらしく探しつづけている・・らしい。 痛々しくも純粋で愛の溢れるヘドウィグになんだかシンクロ。 ハダカ一貫からまたカタワレを探しにいくのでしょうか? 主題歌の「愛の起源」はステキな曲でした。グラムロックも好き。 シルヴァスタインの絵本「僕を探しに」も同じテーマですよね。 人はきっとカタワレに出会うまでずっと探しつづけるし、でも出会っても元には戻れないからきっと・・・。
そして漫画喫茶によってバレエ漫画を漁る。 曽田正人 「昴」有吉京子「swan-白鳥-」萩尾望都「ローマへの道」の3作。 「昴」私も連載開始頃はよく読んでいた。今連載中だしとても人気があるらしいとこの間聞いたので読んで見たくなった。とってもお勧めな漫画です。 「白鳥」はう〜んちょっと連載がかなり以前なので少女漫画華やかなりし頃でトホというかテヘな所が多くて(^^;)主人公の女の子が失敗して憧れの先生から叱られて「テヘ」という場面があって、ある意味感動しました。 読みながら、某スポコンテニス漫画や山岸センセの話と比較したらダメ〜!と言い聞かせる私がいました。でもバレエのポーズや基本用語は一番丁寧に端書されていてありがたい本でした。 「ローマ・・」は流石の萩尾先生の漫画だわ。主人公がトラウマを克服して人間的にも成長して頑なだったダンスを開花させるのを一気に読ませてくれました。 こうしてみるとやっぱり精神的な話が多いね。当たり前よね。そうでないとドラマにならんて。
なんだかすっごいハシゴのような気が・・今はロメオとジュリエット聞いています。
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