南北戦争については(と言うか他の戦争についても)何も知らないのですが。 ただ一度の口づけで互いを運命の相手だと知ったインマンとエイダ(公式サイトの受け売り)。エイダはインマンの帰りを待ち、インマンは5000キロの道程をひたすらエイダを求めて歩き続ける。父を失い、生活の術を失ったエイダは流れ者のルビーに助けられながら、友情と生きる力を育んで行く。インマンは幾度となく死の危機に瀕しながら、一歩ずつ故郷のコールドマウンテンに近付いて行く。
まぁ、ご都合主義と言えばそうなんですが、ワタクシはこういうご都合主義なら大歓迎です。
始まって間もなく、戦争の描写に胸が痛くなり、愛する人を失う事に対する恐怖に涙がこぼれました。 三年もの間、一度キスしただけの相手を思い続けるなんて現実離れしているのかもしれないけれど、私もきっと待つだろうと思いましたから。
子供じみた感想だけれど、戦争は本当に怖い。
140年前の軍備は恐らく現代に比べれば驚くほどシンプルで、だからこそ尚一層、戦争は人がおこすものなのだという実感。 人間のエゴや狂気が露になる戦争は、直視出来ないほど醜い。
性的描写でちょっと萎え〜、となる部分もありましたが。色んな意味で。
それに引き換え(?)主人公二人の美しい事!!ニコール・キッドマンはもっとクールビューティー的な印象だったのだけれど、なんとも可愛らしい。 衣装もとっても可愛いし、年齢を忘れさせますね(余計なお世話)。 ジュード・ロウもとてもイイ。汚くてもキレイ(私はおすぎか)。 二人が結ばれるシーンはとてもキレイです。ワタシあんまりこういうの見慣れてないので『え?いいの!?』って気分になりましたが。 ルビーのレニー・ゼルウィガーは最高。 キャスティングがとても良かった、のだけれど……。 最後に出て来るエイダとインマンの娘が……。帰りの車の中で、「あの二人の子ならもっとキレイなはずだよね、あれだけは納得いかないわ」と思わず言ってしまいましたよ。ヨソの子なのか?と思ってしまったほど。 寝不足+長丁場だったので寝ちまうんじゃないか、と心配したけど全然大丈夫。 主人も泣いたって。やっぱり。良かった。
出来る事なら最後の最後までご都合主義でいて欲しかったな〜などとネタバレ気味で。
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