Sale e Pepe  panna


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ついに     2003年11月30日(日)

こんな日が来てしまった。
29日、イラクで日本人外交官のお二人が殺害された。
言うべき言葉などある訳もない。指先からしんと冷えて行くような気持ち。

現場レベルではやるべき事をやらなくてはいけない。任務とは、使命感とはそんなものだろう。真面目に、理想に燃えていれば尚更の事。
その思いと、存在を守る事も出来ずに、それを動かす側の政府は、何か痛みは伴うのだろうか?選挙に負ける事、それで命が取られる訳でもないのに。

これを書いているのは既に12/6である。既にご遺体は帰国している。
報道される遺族の方の姿を正視出来ない。
私なら、きっと全てを許す事が出来ないだろう。しかし、命を賭けた行為を尊重するには、「誇りに思う」と口にするしかないのだろう。

やりたかった事をやり遂げるには、生き続けたかっただろうと思う。傷を受けない人間が『遺志を継ぐ』をお題目に、論理をすり変えるのだけはやめて欲しい。

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何も分かっていないくせに、知ったかぶってエラソーな事を書いてしまいました。






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