こいものがたり
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2003年07月17日(木)
孤独

孤独。
それが日に日に強くなっていく。
あたしを必要としてくれる人は、いる。
あたしを好いてくれる人も、いる。


でも激しく求めてくれる人はいない。


あたしは激しく彼を求めていた。
けれど彼はそうではなくなった。
それがすごくすごく辛く寂しかったんだ。


あたしは彼にべったりだった。
あたしが初めて全部心を開いた人だったから。
彼には何でも言っていた。
辛い時は支えになってもらったし
いらついてる時は愚痴を聞いてもらった。

そして何より、彼だけが唯一素直に甘えられる人だった。


友達にはそんな甘えられないじゃん。
そこが恋人と友達とは違うんだろうけど。


今まで生きてきて、こんな風に素直に甘えられる人は初めてだったの。


何でも言える。
寂しかったら甘えられる。
居心地が良かった。
幸せだった。


でもその分辛い思いもした。
あたしが求める分、相手にも求められたかった。
でも彼は気まぐれで
気分によって態度を変えた。
彼がすべて(のようなもんだった)あたしにとっては
それにいちいち振り回されてしまい、
きつかった。


彼が誰よりも何よりもあたしの中で一番だった。



未だに後悔はしてない。
あんな彼と付き合ってなんかいたくなかった。
あたしは、自分で、絶対後悔しないと分かったからお別れをした。


でも彼はその後も、気が向いたらのうのうとメールをしてきた。



どこまであたしを振り回すの。
きっと彼にとっては何でもないことなんだろう。
気まぐれでメールしてきただけ。
ふっと思い出したからメールしてきただけ。
別に策略とかじゃなくて。


忘れたいのに忘れられない。
彼からの呪縛から抜け出せない。


自分で忘れようともしてないくせに何してんだろうね。
何にも行動してないくせに。
甘え事だけは言っちゃって。
馬鹿馬鹿しい。



・・・・・
きっと、もっと早く会っていたら違ったんだろう。
あたしは空想の中で恋してる。
空想の中で生きていた。


あたしは友達に言った。
『やっと現実に戻ってきたよ』って。


でもまた空想の中に入り込もうとしてる。
あの強かったあたしはどこへ行った?
あたしは大丈夫、一人でも大丈夫って思ってた
あの虚勢をはっていたあたしはどこへ行ったの?


いつもいつもタイミングを逃す。
そうしてるのは自分。
甘えたこと言ってるね。



動かなきゃ。
自分の新しい世界を早く作らなきゃ。
ちゃんと現実で息をしなくちゃ。


目覚めだよ。









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