ねぎぼう業務日報

2004年02月29日(日) ミスと向き合う

デカレンジャーは今週から早速前後編。
推理とかのファクターが入るせいか30分では
尺が短いのかも知れません。
今日のメイン、青い人→相棒に昇格(?)しています。

エクシードラフトでは耕作が変装担当でしたが、
デカレンジャーではウメコが担当(?)。
干支一回りの歳月における技術の発展は目ざましいか、
完全に他人に化けきっています。
もはやコ○○レのレベルではないってこと??
でも、耕作のベタな老婆変装も味があってよかったと
おもう今日この頃^^;

今日は「ミス」がテーマ。ホージーにとってミスは
「存在さえ許されないもの」であり、バンの「人間はミスは
つきもの」という発言に「いい加減な奴」と切り捨てたところに
捜査において痛恨のダメージにつながる「微妙な判断ミス」を
ホージーがしてしまうというストーリー。

ミスはその存在が即致命的になるものもありますが、
大抵の現場では存在するもの。そのミスとどうつきあって、
致命傷にならないようにするかが、拙自身の仕事上の
役割であり、テーマでもあります。
すべての事象について精密な検証は出来ないけど、
いろいろな視点から見ることで見つかるミスもあります。
センサーの微妙な乱れに気づき、問題提起したのが、
普段このような科学機器をそれほど使っていなかっただろう
バンであり、操作に熟練したホージーがおそらく今までの
経験により、かえって「取るに足らぬノイズ」と判断して
しまったというようなケースは、測定分析の世界にでも
ありえることです。

システムが完全と思えば思うほど、ミスが生じたときは
脆いもの。そう、強固な金属も小さなひびから破断し、
事故につながる事例も見られます。

まあミスが出たときは、そのミスを出ないような是正を
図るのも、今の品質システム構築の考え方です。
ミスしたからプロ失格ではなく、ミスに対して将来も含め
いかに対処を図れるかがプロなわけです。
とはいえ「人命」などがかかわる分野は、ミスそのものが
深刻になるという面では大変だと思います。


 < 過去  INDEX  未来 >


ねぎぼう1989 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加