2004年01月25日(日) |
日本で2番目に大きな船 |
かつて参加した「近畿青年洋上大学」事業廃止に伴う 〆のイベントが今日神戸で行われ、この事業で用いられた ぱしふぃっくびいなすという、日本で2番目に大きい 客船に乗りました。
私も洋上大学ではこの船に乗っており、3年ぶりの 学び舎でした。
今回は兵庫県の知事さんやいろいろな活動家をパネリストに 招聘したり、各県の洋上大学OB会報告などが聞けたり したのですが、 「青少年活動」の現状や各府県が抱える現在や将来の 人材欠乏の不安、そして阪神淡路大震災でのボランティア 活動のやり方を生かした「ハローワーク」形式の ボランティア運営スタイルの事例報告に見られる、 新しい展望など、有意義なものであったかと思えます。
「近畿青年洋上大学」という自治体主導の海外派遣事業は 近年海外渡航がより身近なものになっていっている、という 歴史の流れによって、「その役割を終えた」という形に されてしまいました(各府県の財政難が強力に後押し したともいえます)。
しかし現状は、いまだに日本人の大半が外国人との コミュニケーション能力が低いこと、リーダーシップというものが 青少年の教育ではあまり重視されていない、そして「青少年活動」の 認知度が社会で決して高いとは言い切れないところなど、 この「大学」の役割そのものが終わったわけではなく、 課題が残されたままになっているのでは?とも思えます。
自分自身もまだまだこの「大学」の卒業は遠いです・・・
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