ねぎぼう業務日報

2003年12月13日(土) 「人が憎しみの心を持ったら、犯罪ですか!?」

今日、「プロミス」という映画を視ました。
パレスチナに住むアラブ人の子どもとイスラエルの
ユダヤ人の子どもの気持ちをフィルターほぼ無しで
描いたドキュメンタリーです。

故郷に侵攻され、居場所を狭められたアラブ人の
苦しみと、約束の地でありながら、テロにさらされる
ユダヤ人の苦しみが、互いに対する憎しみを生み出している
事実がありました。

かつての特捜エクシードラフト第46話『魔獣を飼う美少女』を
思い出しました。
「人が憎しみの心を持ったら、犯罪ですか!?あなたたちは
一度も殺したいほど人を憎んだありませんか??」という
問いかけに、特別救急捜査隊・叶隊長が
「我々に人の心の中まで裁く権利があるのだろうか…」と
苦悩した、衝撃のエピソードです。
詳しくはお近くのレンタルビデオでご鑑賞を。

「国際交流」というと、みんなで仲良くして
「人類皆兄弟!」って気持ちになることというイメージが
ありますが、現実にはそんなに甘くない壁が存在することを
思い知らされました。
それだけに、いろいろな人と心を通じ合えることの喜びも
深まるのだと信じます。


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