ねぎぼう業務日報

2003年11月11日(火) オクリビーって誰?

南海電鉄のタウン情報紙”NATTS”で
現在、大阪球場のスコアボードに使われた選手名ボードが
オークションに出されております。

「南海&近鉄(大阪球場南海主催試合の最終戦)」セット
「湯上谷・坪井・オクリビー」セット
「門田・ブライアント・御船・片岡」セット
の三種。

選手名のでも小柄な大人くらいの高さ。
がんばって落札しても、どこに飾るのかという問題は
ありますが・・・ 欲しい人は最終日にラッシュかけるのでしょう。

オクリビーとは実はベンジャミン・オグリビーのこと。
メジャーでも鳴らした大選手で、晩年近鉄でプレーしました。
くも男というくらいの手足の長さと、からくり細工のような
バッティングフォームが印象深い選手です。
坪井は現日本ハムの坪井の実父。太平洋時代のものでしょう。

個人的に一番惹かれるのが「湯上谷」のボードです。
今に思えば、彼は最後まで南海の香りのする選手でした。
ダイエーが南海色を払拭していく中でずっとレギュラーで
あり続けたものの、積年の補強が功を奏し上位進出を果たすのと
裏腹に出番が減少していきました。

まあ、よく考えてみれば、藤枝ブルックス生え抜きの遠藤が、
アビスパ福岡で1年しかいられなかったことを考えると、
ダイエーの「脱南海」はそこまでドラスティックでは
なかったのかも知れません。

やはり、「南海」は魅惑の球団でした・・・


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