パ・リーグのプレーオフの内容が決まったそうです。 6球団しかないリーグで、しかもかつての前・後期制 を採用しない状況でどうするかと思ったら。 基本的には2位と3位でプレーオフ(3試合制)を行い、 勝者が1位とプレーオフ(5試合制)。
あとは、同率順位の関係でいろいろオプションがあるようです。
まあ、このシステムだと、 「首位や2位が独走で、5割に届かない3位チームでも 日本シリーズに出られる可能性がある」わけです。
本来は上位チームが絶対的に有利な状態で、 下位チームはあくまで「一縷の望み」があるという ほうが望ましいような気もしますが。 上位のアドバンテージは、引き分けが絡んで 同勝利数になったときに上位チームが進出なのと、 上位チームの主催で試合が行えるということだけのようです。 主催に関しては、必ずしも球場の確保が行える保証が ないこともあってか、対応は柔軟らしいです。 (昔、福岡ドームでの日本シリーズが学会の年会と バッティングして、変則日程になったことがあったはず)
とはいえ、上位チームなら1勝で勝ち抜けられて、 下位チームは2勝か3勝しないと勝ち抜けられないと いう形を取ったら、会場調整がまたややこしくなりそう ですが。でも、これくらいが一番上位のアドバンテージが 明確になりそうな気がします。
野球くらい、その試合ごとではどちらが勝つかわからない スポーツはないでしょうし。
とりあえず、10.19の再現はもうなくなるのでしょう。 (プレーオフがまた廃止にならなければ)
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