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めも。 | 2006年12月02日(土)
伝承歌世界の超個人的メモ。

伝承歌/Vulgata
├Witchcraft
├Heaven's orbit
└Last prophecy

元々はふたつだった世界がひとつに融合したのが伝承歌世界。
ひとつの世界にふたつ分のエネルギーが詰まっているため非常に不安定。
世界が不安定であるため余剰分のエネルギーを用いて世界に干渉、つまり魔法の使用が可能になっている。

世界のかたちを模して生物も生命力という器を維持する力と、それとは別の魔力の二種類の力を持っている。両方ないと生きていけない(人間は元々Aの世界の生物であり、Bの世界の残滓が異物であるAの世界の生物を排除しようとする力に常に干渉されるため、それに拮抗するための力として魔力が必要)。
魔力と生命力は本質的に同価値同性質であるが、全く別の力と認識される。才能があればどちらかをもう片方に変換することも可能。
何かふたつのボトルがあってそれぞれ中身が一定量以上入ってないと死ぬけど、片方の中身をもう片方に移したりすることができるといった感じが近い。
生命力のボトルは皆同じ大きさだけれど魔力のボトルの大きさはそれぞれ(しかし最低ラインは絶対値なので皆一緒)。
生命力は時々ちょっとだけ回復もするけれど基本的に減っていくだけ。魔力は減っても世界の内にある無色の力を魔力に変換して吸収して回復することができる。無色の力→魔力変換装置は誰も持ってる。機能は個人差。無色の力を変換せずに取り込むのは毒。
魔力が減りすぎると生命力も引きずられて減ったりするので要注意。


Aの世界とBの世界がダブるように存在している。その「向こう側」の生物がいわゆる魔族と呼ばれる人外の存在。説明のためにAとかBとか呼んでいるものの分離はできない。色の違う半球状の粘土をふたつ捻りながらくっつけて球状にした感じ。全部が全部まざりきってしまっているわけではなく、純粋なAの世界やBの世界も一部には残っている。それが「向こう側」。
基本的に魔力はBの世界に干渉するもので、その結果が大元の新世界に反映される。純粋なBの世界で魔力を使うとダイレクトにBの世界に結果が出る。大きな魔法はAの世界にも影響を及ぼすが、基本的に混じり気のない部分で起こったことは他に影響しない。魔力がBの世界に干渉するのはBの世界がもともとそういう性質を持っていたから。純粋なAの世界では魔法はほとんど使えない。
新世界は余剰エネルギーが多すぎるが故に安定できずに力の干渉を受けやすくなり、更にBの世界のそういった性質を大なり小なり受け継いだので魔法を使うのが元々のBの世界より容易になった。
Aの世界の方が小さく、Bに殆ど食われ気味。
魔族も生命力と魔力のふたつの力を持っているが生命力の比重は小さい。

2つの世界のルールが同時に適用されている感じといったら近いのかなあ。
written by MitukiHome
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