ふるさとは とおくにありて おもうもの よしや うらぶれて いどの かたゐになろうとも
還りたい還れないあの頃にはあのコには 助けを求めるのは勝手すぎる?
手を繋いでよ 心までも求めたりしないから
「自由でいいよ」 なんて 嘘吐きひとり
寂しいのは夜空と朝焼けの間の紫 目覚めていく世界と眠りにつく心 休息なんてものはない
右手には鍵が 左手には悲しい想い出、ひとつ
どこにも投げられず さりとて仕舞い込む事も出来ず 抱けば 身体に引き裂かれるような痛みが伴い 離せば 悪夢のような罪悪感に 心 苛まれ
還りたいの還れないの あの場所に行こうか 想い出のあの子と行こうか 走ればまだ間にあうだろうか 過ぎ去ったあの朝焼けに 散りきったあの桜に
とおき みやこに かへらばや とおき みやこに かへらばや
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