昨日の夜のことです。
兄と電話をしていて、私はボロボロと泣いてしまいました。 それは単純な『悲しみの涙』ではなく 情けないやら、虚しいやら、どう言えばいいだろう?
血を分けた兄妹とはいうけれど 兄と私、両親に対する思いは全く違います。
兄が中学生になった頃、いや、もっと前からかもしれません。 気が付けば、両親と兄の間には溝ができていました。 小さなひび割れは、どんどん深くなり、いつしか溝へ・・・ それはどんどん深くなり、最早埋めることは不可能なところまで 来ているようです。
彼等の中で私の役目は、潤滑油、あるいはパイプラインでした。 これからは、もう、無理かも、しれません。
笑子
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