kiriの日記
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2002年04月01日(月) 運命の人

人と人との出会いは、不思議だ。
この世に、偶然は、存在しない。
とは、よく聞く言葉だ。
特に、宗教や精神世界では、それが真理であるかのように、語られることが多い。
確かに、運命的なものもあるかも知れない。
いや、あると思いたいというのが、本音だ。

Xファイルというドラマがある。
主人公であるFBI捜査官モルダーの部屋の壁には、I want to believe と書かれたポスターが貼ってある。
信じたいんだ。

また「北斗の拳」という漫画で、主人公が、運命の女性に会いに行く途中、その守護者の一人が、敵に殺されそうになる。
守護者は、一刻も早く将に会うことが、最優先で、その為ならば、自分はどうなってもよいと、いうようなことをいうのだが。
彼は、「人の血と涙の上に、自分の未来を開こうとは、思わない。俺は死なない。将と会うのが、定めであるのなら、いつか必ず会えるだろう。」といって守護者を救う。
まるで、運命を確信し、自分自身、精一杯に生きて、それでもかつ、どんな運命をもうけいれる覚悟をしているかのように。
私は、この漫画で、この場面が一番好きだ。
ああ、きっとそうに違いない。
そうであってほしい。
と思ったものだった。

自分にもきっと運命の人との出会いがある。
と信じている人が多いと思う。
結婚相手を決めるとき、よく、運命的なものを感じた。
などと言う人が多いのも、その為だ。
私も縁というもの、運命というものをどこかで、信じ、また、期待している。
私も信じたいんだ。


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