kiriの日記
DiaryINDEX|past|will
人と人との出会いは、不思議だ。 この世に、偶然は、存在しない。 とは、よく聞く言葉だ。 特に、宗教や精神世界では、それが真理であるかのように、語られることが多い。 確かに、運命的なものもあるかも知れない。 いや、あると思いたいというのが、本音だ。
Xファイルというドラマがある。 主人公であるFBI捜査官モルダーの部屋の壁には、I want to believe と書かれたポスターが貼ってある。 信じたいんだ。
また「北斗の拳」という漫画で、主人公が、運命の女性に会いに行く途中、その守護者の一人が、敵に殺されそうになる。 守護者は、一刻も早く将に会うことが、最優先で、その為ならば、自分はどうなってもよいと、いうようなことをいうのだが。 彼は、「人の血と涙の上に、自分の未来を開こうとは、思わない。俺は死なない。将と会うのが、定めであるのなら、いつか必ず会えるだろう。」といって守護者を救う。 まるで、運命を確信し、自分自身、精一杯に生きて、それでもかつ、どんな運命をもうけいれる覚悟をしているかのように。 私は、この漫画で、この場面が一番好きだ。 ああ、きっとそうに違いない。 そうであってほしい。 と思ったものだった。
自分にもきっと運命の人との出会いがある。 と信じている人が多いと思う。 結婚相手を決めるとき、よく、運命的なものを感じた。 などと言う人が多いのも、その為だ。 私も縁というもの、運命というものをどこかで、信じ、また、期待している。 私も信じたいんだ。
|